西荻窪「吉」さんも、いよいよ石臼を導入〜。
自家製紛した蕎麦を食べようと、
夜になると賑わいを見せる、西荻南口の路地の中…、
ちょっとモダンでアンニュイな「吉」さんで待ち合わせ
西荻窪 「蕎麦とワイン 吉」
夕方の口開け間もなく、扉を開き入ると…、
おーっ、すぐ目の前に、ピカピカのミツカの石臼 。
今日のお蕎麦も、もちろんこれで挽いたもの。
楽しみにしながら…、
まずはビールでお疲れ乾杯〜。
喉を潤わせ、充てはホワイトボードの品書きから、
竹の子好きなら、メンマも好き 。
帆立貝柱と炊いた「自家製帆立メンマ」に、
こういうのが「吉」の楽しいところ 、
「青くなっちゃったセール」との、「茄子のあげびたし」。
確かに中まで青いけど、味が染みてて旨し 。
からりっと衣薄く揚げられた、
「キビナゴとししとうの南蛮漬け」で…、
私は、三重 「天遊琳」 夏純 五百万石
友人は、愛知 「長珍」 PINK 特別純米酒
定番の料理もちょっと追加
あるとついつい頼んじゃう、
返しで漬けた「漬けとりわさ」で…、
「酒とワイン」の「吉」さん、友人はワイン、
「Contadino Frank Cornelissen (コンタディーノ)」。
私はやっぱりお酒で、
宮城 「綿屋」 特別純米酒、これ美味しい
西荻の美味しいお豆腐屋さんの油揚げ、
「肉みそ油揚げ」もいい酒の充て
兵庫 「奥播磨」 純米吟醸 生酒
友人もお酒に戻って、
埼玉 「神亀」 上桶中汲 純米酒
…といつの間にか、すっかり賑わう店内。
我々は、そろそろお蕎麦を頂こう 。
まずは、基本の「もり」を二人でシェア。
皿盛りされた蕎麦は、瑞々しく輝く美しい細切り。
北海道産レラノカオリ。
ほのかに甘皮が透け、ふっくらといい香り。
きりっとした腰に、しなやかで喉越し爽やか、
ふわりと香ばしさが口に広がり…、
うんうんっ、確実に香りも味も豊かになってる 。
続いて、半分づつ盛ってもらった、
「だし」の冷、冷かけそば。
すすった瞬間、思わずはぁ〜。
冷んやりとした冷たい汁の心地よさに、
やさしく滋味深く、上品な鰹出汁が体に染みる。
この汁に、細切りの蕎麦はするすると喉に流れ、
喉元からこみ上がる蕎麦の味。
軽やかで爽やか、ますます美味しくなった「吉」の蕎麦。
最後にたっぷりと汁を頂いて…、
ご馳走様でした〜
ユルい空気に、気さくなご主人の人柄に、
肩の力を抜いてのんびりと寛げる、
「吉」での飲みは、やっぱり楽しいなあ。

「そばとワイン 吉」
杉並区西荻南3-10-3
03-5941-6779
18:00~23:00
火曜定休
禁煙
お店のFace book
2017年 9月15日 「シラスのポテさら」に燻製、「もり」に「だし(温)」
2015年 6月12日 「つるつる冷かけ」「生しらすそば」
2014年 5月31日 「さつまあげ」に「寿屋油揚げの冷かけそば」
2014年 2月21日 「セロリのかえし漬け」「酒盗チーズ」、「鴨つけそば」
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