駅までの道のりで、ちらりと視界に看板が入ってきてしまったもんだから・・・。

足が、心が、後ろ髪までも、行きたい~・・と、
つぶやいてくる。
違う意味あいを持って、愛するお店。
「六本木 本むら庵」
ここも、考えてみたらひどく久しぶり。
やっぱり、素通りはできないよん

・・・と思ったら、もう、お店の目の前まで来ちゃってて。 ちょっとだけ・・

馴染んだ引き戸を開くと、変わらずの空間。適度に人が憩い、のどかで暖かい空気が流れてる。そそ、この空気、この雰囲気・・・。
見知った花番さんに笑顔で通され、一番好きな窓際の奥に腰を降ろす。
はぁ~・・ やっぱり、落ち着くなぁ。。まだ日の落ちきらない外の通りを眺めながらぼんやり。
久々だし、一杯だけ、と、
お馴染み、剣菱の枡酒を頂いちゃう。
この添えられる「塩」っていうのが、やっぱりいい。
お通しは、山葵茎の醤油漬け。
ちゃんっと、受け皿にまでこぼして注いでくれる、ささいな事がとってもうれしい。
ずっと食べたい・・と思っていた、
本むら庵の、「鳥わさ」。
ここの鳥わさは、やっぱり好き。
さっと湯びきした鳥のふわりとした柔らかさ。
天盛りしてある、たっぷりの山葵。
ちょっと醤油をつけつつ・・
さてさて、今日はさくっと・・帰ろう。〆には、やっぱり久しぶりの「せいろそば」。
お蕎麦をお願いすると、すぐに出される、
生山葵。
ちょっと残ったお酒を呑みながら
これを擦りながら待つ、
この時間が、たまならなくいい。
そして、お蕎麦がやってくる。んんんーっ、これだよ、これ♪
この、星が贅沢に散りばめられた、グレーの蕎麦。 香りが又、いい~っ
香りにうっとりしながら、蕎麦を手繰ると、まずは、ざらっと掠める蕎麦の粒。この感覚がとても好き。
しっとりとした腰は、もっちりとした感じで、口の中でまどろみ蕎麦の風味を一杯にしてくれる。
ざらついた表面に纏う水のヴェールが、ちょっと滑りを感じさせて、それが又いい。
派手さはないけど、話題性もないけど・・、でもやっぱりここの蕎麦は好き。
そして、この空間も、時おり関心する程の、行き届いた接客も。
一声、「あ、濃い目で・・」とかけると、
ナチュラルだけど、白濁した蕎麦湯を出してもらえる。
ちょっと甘めの、出汁のおいしいつゆに注ぐと、
はぁ~・・、今日もお疲れ様でした、
とつぶやいちゃうような、ほっとした心地。
今日も又、ご馳走さまでした。やっぱりここは、六本木のオアシス。
又、羽休めにきま~す・・
*鳥わさ 682円、剣菱枡酒 577円、せいろそば 682円
「六本木 本むら庵」
港区六本木7-14-18 03-3401-0844
11:30-21:00(中休みなし) 火曜休(祝日は営業)
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なぜか、ここだと剣菱もおいしく感じてしまったり。。
ぜひ♪
ママさんも、又行きましょうよんっ
ありがとうございます♪
ぼちぼち・・かしら。
まだあまり無理できないのですが・・・。
(片松葉だし。)
ここのわさびがいいんですよね…
私も行きたくなってきました!
そば前がなっくっちゃ・・・(*^_^*)
ほぼ快復のご様子、お喜び申し上げます。
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