お店の前の桜は青々とした葉をのばし、
その下の小川には、鯉のぼりが吊るされ、なんとも風流。
ああ、いいなあ、こういうニッポンの風景…
新しくなった暖簾も素敵、
潜り入った店内は、ほぼ満席に賑わい、
なんとか一つ空いたテーブルに腰を下ろし…、
まずは、5周年の祝杯を 。
昨日に引き続き肌寒く…、
「郡馬泉」をぬる燗で。
添えられた「揚げ蕎麦」をつまみつつ、
ずらりと並んだ、豊富な「一品料理」の品書きから…、
熱燗にさっぱりと、「胡瓜とセロリの醤油漬け」。
ほのかにニンニクを利かせた酢醤油が程よく染み、
しゃきっと瑞々しく、後引く旨さ
好物「紅水晶」を前に、しっぽりと楽しんでいたら…
どんよりと重たくのしかかっていた雲も切れ、
さあ~っと晴れ間がっ。
お天道様もお祝いしてるよう・・・
…と、良かったらとそっと出して下さった、
「稚鮎の天ぷら」。
衣薄くさくっと上がった稚鮎は、
ふわっと身がほどけ、これも美味しいっ 。
体もすっかり温まり…、
この稚鮎にお酒もちょっとお代わり。
宮城 「伯楽星」 純米大吟醸 おりがらみ(ハーフ)。
なんて美しい味わい、まさに好み
うっとりと頂きながら手にしたお蕎麦の品書きには、
新たに加わった、「カレー南蛮」に「カレーせいろ」。
これにしようかと思ったら…、
ランチの「炊き込みご飯セット」のご飯は、
今日は「竹の子ご飯」と聞き、こっちに即決 ♪
それと、季節限定「茶切り」も頂きたくて、
ご好意で変えて頂いた、「ざる」との「二色そば」。
まずは、きりっと角立つ美しき、ニ八の「ざる」。
すうっと鼻に抜ける爽やかな香りに、
キリっとした絶妙な腰に、喉越し軽やかで粋、
まろやかなもり汁も旨し、これは美味しい
続いて、冴え冴えとした緑の美しき「茶切り」 。
手繰った途端にふわ~と漂う、たまらない雅な茶の香り。
ぷるんと跳ね返るような腰を噛みしめれば、
更科の甘みにお茶の香気が重なり…、
ん~、「てる久」さんの茶切り、とても素敵っ
嬉しく夢中であっという間、
さらりとした蕎麦湯を頂いてると…、
楽しみにしていた「竹の子ご飯」~。
ふっくらご飯にしゃきしゃき竹の子、
炊き込まれた味付けもよく、嬉しくぱくぱくっ 。
最後は、「蕎麦粉アイス」のデザートを頂いて…、
大満足なお昼のひと時に。
ご馳走様でした〜
5周年を迎え、お料理もお蕎麦もますます美味しい「てる久」さん。
心からおめでとうございます♪。
次は「カレーせいろ」を頂きに、又伺います。

「蕎麦 てる久」
国分寺市南町3-1-2
042-313-8797
11:30~15:00 / 18:00~21:30
月曜日、火曜定休
禁煙
2017年 4月 5日 「姫ホッケの一夜干し」に「桜切り」
2016年 2月17日 「はたはたの一夜干し」「玉子とじ」
2014年 4月10日 名残の桜で「桜切り」に「筍ご飯」
2014年 9月 2日 お料理いろいろ「冷山かけ」
2014年 4月16日 「春野菜の天ぷら」、「さくら切り」
2013年 7月 1日 「揚げ出汁茄子」に、紫蘇切りとせいろ「二色そば」
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