銀座7丁目、「ギンザグリーン」ビルの４Ｆ、
…なんだけど、間違って奥のエレベーターに乗り、
裏口から入るというシチュエーションに焦りまくり 。



とにかく入り口へ向かおうと進むと、
おっ、石臼が 、



反対側にも、もう一台、
２台使いとは、期待が高まる 。

ようやく入り口で、改めて店員さんに迎えてもらい、
通されたのは、厨房を囲んだゆったりとしたカウンター。



腰を下ろし、置かれた品書きを手にすると、
「日替わりスペシャルプレート」(1,080円)は、
「今日は鯖の文化干しです」とのアナウンス。

14品の料理が付く「花凛」は売り切れだそうだけど、
小丼とミニ蕎麦のセット(1,080円)などもあり、
銀座にしたらかなりリーズナブル 。



さらに、1,680円からの、ちょっとした会席もあり、



単品のお蕎麦は・・・、



なんと「もりそば」だけで三種類っ 。

これはどれも食べてみたいと、
三種の蕎麦に、先付、天ぷらのつく、
「紫陽花」（1,680円）に決め注文～。



先付に、天ぷら、となったら…、ちょっと蕎麦前も 。



添えて頼んだ、「くどき上手」に、
先付と、蕎麦汁に天つゆが並ぶ板トレイ。



先付は、小さな蕎麦豆腐。
もっちりとして、ふわ～と蕎麦の風味が広がり、
かかった出汁もよく、美味しい 。



ゆっくりと口に運んでいると、
程なく、「海老と野菜の天ぷら」も。



天つゆは、あらかじめ大根おろしと生姜入り、
置かれている藻塩と共に、



さつまいもに茄子、シシトウ、
キスに海老の天ぷらと、可もなく不可もなく…。

そして、お蕎麦のお声かけ 。



もり汁が二つあるところに拘りを感じつつ、



まず出されたのは、一番粉のみで打った、
白く透ける「凛蕎麦」。



これが美味しいっ 。
きりっとしてはらりっと喉落ちる軽やかさに、
更科ならではのエレガントな甘みがふわ～、



この蕎麦には、甘さを控えた薄めの汁、
蕎麦に薬味が生姜は初めてだけど、
この蕎麦にこれが合うっ 。



続いて、スタンダードの「もり蕎麦」。



ほのかに甘皮の透ける、繊細な細切り。
これも腰あり喉越しよく、申し分なく美味しい。
もう一つの汁は、ちょっと私には甘めかな？



最後は、挽きぐるみの「田舎蕎麦」。



細く繊細なグレーの色肌に、蕎麦の欠片が散り、
カカオに似た香ばしさに、甘みが広がり…、
んー、これも美味しいっ



どの蕎麦もやや長いのが気になるけれど、
腰に喉越し、味わい、きちんと美味しく、
ほのかに濁った蕎麦湯を頂いて…、



選べる甘味は、「ブリュエ」が終わっちゃって、
蕎麦の実と栗の甘露煮を添えた「蕎麦アイス」。

甘味付きに、三種の蕎麦が食べられるのはうれしい限り。
今度は、ちょっと気になった、
14品の料理の「花凛」を頂いてみたいな 。

「銀座　松玄凛」

中央区銀座7-8-7 ＧＩＮＺＡＧＲＥＥＮ　４Ｆ
050-5869-2573
11:30～14:30 / 17:30～22:00　（土祝21：00)
日曜定休
分煙
お店のＨＰ

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