周り一面に広がる黄金の稲穂が、秋風に揺れ輝く中、
今日から遅い夏休み 。
今だからこその、東北応援ドライブ旅。
東北道を一走り、まずは宮城。
仙台を過ぎ、古川ICから入った、
秋の陽に緑が青々と茂る大崎市岩出山。
喉かな山路の中に、ふと現れる看板に車を止めると、
喉かな丸太の階段のアプローチ。
あちこちに落ちたどんぐりにわくわくし、
ゆっくりと階段を降りていくと…、
さらさらとせせらぐ澄んだ小川の横に、
木々に囲まれた、ほのぼのとしたログハウス 。
宮城大崎市 「手打そば もみじ野」
肌撫でる風心地よく、
入り口の階段をのぼりベランダを伝っていくと、
品書きが貼られ、各々オーダーを紙に記入し、
順番を待つスタイルのよう。
これもなんだかちょっと楽しい 。
写真入りの品に、手書きの「お薦め」、
「どじょう汁」に、幻の川魚「岩魚天ざる」。
「当店一番の売れ筋です」の文字に、
私は「岩魚天ざる」に、彼は「天ざる」と紙に買いて、
丸太の椅子に座り待ちながら…、
蕎麦は、契約農家で栽培された、
「北早生」と「常陸秋そば」のブレンドで打たれ、
仕込み水に飲料水は、ここの湧き水、と…、
読んでいると程なく、通されたのは、
広々とした気持のいいテラスのガーデンテーブル 。
ん~、気持ちい~い。
パラソルの合間から差し込む日差し柔らかく、
清らかな水流が下に静かに流れ…、
飾られたどんぐりの置物に心も和み、
日常を忘れるような心地の中で、
ど~んと大きな木のトレーに、豪華に盛られたお蕎麦が到着 。
どちらの天ぷらも見事な盛り。
美しく衣をまとった、立派な丸ごと「岩魚天」に、
「天ざる」は大きな海老に野菜がたっぷり。
そして、紅葉を添えた蕎麦が美しい 。
ほのかに甘皮が透ける、透明感のある細切り。
すっと爽やかな香りが漂い、
清冽な水をまとった絶妙な腰に、喉越しとても軽やか。
始めは清々しく、手繰るうちに次第に甘みとなり、
やや薄目のもり汁がこの蕎麦にぴたり、
さっと潜らせた蕎麦が旨いっ 。
しばし蕎麦に夢中になり、ようやく天ぷら。
さくっと衣軽やかに、
腸を抜いた岩魚はふっくら柔らか。
添えられた山菜天などと、お腹いっぱ~い 。
蕎麦湯は程よく濁り風味豊か。
もり汁の美味しさを改めて味わってると…
「どうぞ(^^)、サービスです」と出された、「揚げそばがき」。
もちもちで柔らか、甘辛タレが、みたらし団子のようで、
これも美味しく、素敵なデザート
はぁ~、美味しかったお腹もいっぱい。
ご馳走様でした~
木々の緑、川のせせらぎ、
豊かな自然の景色もここでのご馳走。
「東京から?、そりゃあ、もっとサービスすれよかったなあ」
車のナンバーを見てご主人。
気さくであったかな言葉がとってもうれしく、
素敵な旅行の第一日 。

「手打そば もみじ野」
大崎市岩出山字細峯50-166
0229-72-4090
11:00~15:00
水曜・木曜定休
禁煙
P10台ほど
岩出山を後にして、
仙台市内に戻り、腹ごなしを兼ねて、青葉城址散策 。
市内を一望できる青葉山。
ああ、「杜の都」だと実感し、
青々と茂る樹木や大きな石垣などに嘗てを思い…
15年ぶりに会う、「独眼竜」伊達政宗像。
震災でも耐え抜いた、 特徴的な兜に眼光鋭い政宗像は、
カッコいいとしか言えない、凛々しい姿
・。。・゜゜・。。・゜ ・。。・゜゜・。。・゜ ・。。・゜゜・。。・゜
そして…、今宵は仙台の夜を満喫 。
三陸三の新鮮刺身に、秋刀魚の炭火焼き、
宮城の地酒を堪能し…、仙台の夜は更けていく
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