汗をぬぐい、扉を開き入った、、
清潔感漂う広々とした店内が気持ちいい 。



まずは、祝杯 、



和歌山　「紀土」　夏の疾風　純米吟醸



きれいな味わいのお酒を口にし、
幾つか新たに加わった「蕎麦前メニュー」に、



さらに…、お刺身が新たに登場 。



中からまずは、「焼き味噌」。
揚げ蕎麦を添えるとは、素敵なアイデア。



「長芋の山葵漬け」も頂いて、



「本日の魚肴」、美しい「刺身二点盛り」 。



透ける身の、大分産「ヒゲソリ鯛」。
ほろりと広がる味わいは、
伊佐木に似た旨み、いやそれよりずっと上品、旨いっ 。



さっと湯引きした、長崎産の高級魚「イトヨリ」。
ふわっと蕩け、ほのかに甘く繊細、
ん～、これは感動的旨さ 。



思いがけずの素敵な蕎麦前を頂いて…、
「せいろ」に「田舎」は、早くも秋の新そば。



となったら、変わり蕎麦だけじゃなく、「三色そば」で 。



…と、笊に盛られた蕎麦は、



うれしい、限定の十割も添えて下さり、
「四色」の4種の蕎麦が 。



まずは、北海道の秋新そば「せいろ」から。

キリリと角立つ蕎麦は、新蕎麦とは思えない豊かな香り。
しっかりとした腰にのど越しよく、
味わいも香ばしく、ますます美味しくなってる 。



続いて「十割」、茨城産「常陸秋そば」。

ほのかにざらりとした、穀物感溢れる舌触り、
もちもちとして、前回よりしなやかさが加わり、
洗礼された野趣ある旨みは、「せいろ」とは異なる旨さ 。



そして…、8月の「紫蘇切り」。

透明感のある細切りに、紫蘇の緑が美しく透け、
ぷるんっとした腰の心地よさ、
口に含んだ途端広がる、爽やかな紫蘇の香気 、



そのままでも美味しい「紫蘇切り」に、
添えられた「昆布塩出汁」が、素晴らしく合う 。
これは旨い 、



そして、堂々たる太打ち「田舎そば」。

玄挽き粗挽き、もちもちとて腰しっかり。
じっくりと噛みしめれば、じわじわと香ばしく、
ついつい、お酒をお代わりしたくなる味の濃さ。



4種の蕎麦、どれも素晴らしい、
さらりとした蕎麦湯でもり汁を改めて味わい、



続いて「昆布出汁汁」に注ぎ頂くと、
はっとする程美味しい昆布出汁蕎麦湯、
紫蘇切りで、蕎麦湯でと、これは本当に素敵なアイデア。

すっかり貫禄のついてきたご主人に、
女将さん、花番さんのもてなしも心地よく…

ご馳走様でした～

「くるみ切り」には「くるみ汁」を添えたりと、
「雷鳥」さんの変わり蕎麦、今後も楽しみ、楽しみ

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