私はちょっと早めに向かい、蕎麦前算段。



まずは、春のお蕎麦をチェック。
名残の「若竹」に「山菜」、そして「桜海老」が始まり、



季節のお酒の中から、



「フルーティな香りでコクがある」との、
長野 「信濃鶴」 無濾過生原酒



お酒につく今日のお通しは、
大豆と炊いたおじゃこで、これが美味しいっ 。



充ては、ここでの定番「三点盛り」（４１０円）、
ゆるりとつまんでいると、トムさん到着～。

では、お蕎麦をば。
トムさん栽培のお蕎麦の前に…、



まずは、志美津やさんのお蕎麦を、
新潟　関川村　関川在来種



それを…「桜海老のつけ汁」で 。



微挽き自家製粉、十割手打、
非の打ちようのない、すらりとした美しき姿。



ふわっと広がる、芝に似た香りに、



パキッとした歯切れのいい腰にのど越し軽妙、
噛みしめる先から、爽やか香ばしい旨みが広がり、
ん～、これは美味しいっ

そのままで味わい、
もり汁で味わい…、、



続いて、からりと揚がったバラ天が浮かぶ、
「桜海老のつけ汁」を。



そろりとくぐらせた蕎麦が旨いっ

サクサクの衣のコクに、桜海老の香ばしさに、
中に沈んだ生海苔の磯の旨みと、
絶妙な旨みの三重奏～

桜海老をつまみ手繰り、汁にくぐらせ手繰りと、
あっという間に手繰り終え…、



続いて、トムさんが仕入れてきた（？）蕎麦の試食、
珍しい、福島の「寒晒しそば」。



ふんわりと広がる香りは、穏やかに香ばしく、
もっちりとして、懐かしさ感じる鄙びた感 。



そして、今日のメイン、
玄挽き粗びき　２年熟成、野尻湖のトム小蕎麦 、




わあ、ふっくらとしてい～い香り。
チリっとした殻の触感も心地よく、
もちもちとして、馥郁とした豊かな味わい。

２年前はまだ淡かった蕎麦が、大変化。
しかもひねた感じなく、トムさん、美味しいですっ



これに、桜海老のつけ汁が又めちゃ旨っ 、



ほんのり濁り始めた蕎麦湯を注ぎ、
これもたっぷりと頂いて…

ごちそうさまでした～

興味深い試食会。
今年も又栽培するのだそうで、
又楽しみ、楽しみ…

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