昼時とうに過ぎた午後２時すぎ。
扉を開いたら、わおっ、まだまだ店内大賑わい。
そっとだけご挨拶をして…、

一つだけ空いていた、小上がりに腰を降ろしたら、



すっと出てきたお酒は、
「新政」　Special Brew 2017New Year



「平成二十九年　新年純米しぼりたて」
年の瀬から新年にかけて絞った、縁起のいい生酒。

軽やかですぅ～っと広がるきれいな旋律に、
旨みに甘みに酸味のバランスの良さ。
はぁ～…、これは美味しい 。



このお酒の充てに、年末から始まった新メニュー、



限定「おまかせおつまみ盛り合わせ」 。
まさに酒の肴の大集合 。



山葵茎漬けを添えた「鴨ロース」に、



島根浜田の名物、ピリ辛「赤てん」、



これだけでお酒がススム、「豆腐の味噌漬け」に、



塩辛とは一味違う、「烏賊の麹漬け」、



ここにさっぱりと「じゃこおろし」、



「板わさ」の雲丹味噌添えに、



そば汁に山葵の「蕎麦屋の冷奴」。
のん兵衛にうれしい盛り合わせ 。



この充てをつまみに、
福島　「飛露喜」初しぼり　



新春をしみじみ感じる、淡く濁った、
特別純米　かすみ酒



さらに…、「十四代」 中取り純米吟醸　愛山、
素晴らしいお酒を頂いて・・・、



今年初「中清」は、「鴨せいろ」から 。



シュっと決まった凛々しき「生粉打ち」に、



野趣溢れる、玄挽き「粗挽き」の二種盛りで。



まず手繰った「生粉打ち」が美しい…。
甘皮の粒が透け、ふわりと広がる香りの良さ。
キリっと〆った腰に喉越し清涼、

手繰る毎に口いっぱいに広がる馥郁とした蕎麦の味。
ん～、これは美味しいっ
ヤス君、ますます腕を上げてるﾖッ。



粗挽き蕎麦はもちもちと、粒感が口肌掠め、
爽やかな中から甘みがじわ～り。
ん～、これも美味しいなあ 。



そして…、鴨の旨みがっつりの汁と、
蕎麦が絡みあう、これとない旨さ



たっぷり入った薄切り鴨肉は柔らかく食べやすく、
生粉を手繰り、粗挽きを手繰り、
あとは夢中で、あっという間。



さらさらとした熱々蕎麦湯で余韻に浸り…

ご馳走さまでした～

今年もたくさん、楽しみにしています 。

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