今日も朝から太陽ぎらぎら 。
ちょっと歩いただけで汗ばみ…、
美味しい冷かけ、食べた~い。
そうだっ、こんな日こそ、
しかも、急がないと食べ逃しちゃう、
咄嗟に電車に乗り込み、久しぶりに向かった西大島 。
西大島 「手打ち蕎麦 銀杏」
まだまだ夏真っ盛り、ミンミン泣く蝉の声に暑さもひとしお、
コンクリ壁に降ろされた暖簾をくぐり・・・、
入った店内は、吹き抜け高い天井の開放感に、
天窓から陽が差し込み、とても気持ちいい 。
さすが人気店、店内満席。
少々待ち、程なく空いたテーブルに通されて…、
さて、まずは蕎麦前 。
冷酒はグラスが基本で、一杯500円か600円。
好きなタイプのお酒ばかりで、迷いつつ、
添えられた女将のコメント、
「最初のお酒にイチオシ」に従って、
高知の名酒 「酔鯨」純米吟醸
お酒につく「お通し」は、
ぷりっとした海老をトッピングした、
「チーズ豆腐の冷やし餡かけ」
クリームチーズより優しく、豆腐よりコクがあり、
散らされたアスパラに餡の旨さ、
技とセンスが光る、素敵な一品 。
それと、あと何か、と…、
蕎麦屋の基本「焼き味噌」を 。
おっ、これもとっても美味しいっ 。
やわらかな白味噌の味わいに、
胡桃に、炒った蕎麦の実が香ばしく、
葱に胡麻、紫蘇に削り節と、風味豊か。
お酒がススムススム、ついついお替り、
「辛口だけど軽やかで飲みやすい」との、
喜多方のお酒 「金澤屋」 特別純米 美山錦
美味しいお酒に、これも… 、
煮こごりラバー、「穴子の煮こごり」。
な、なんて美しい、琥珀の宝石 、
そっと口に含んだぷるぷるの煮こごりの、
その出汁の旨さに思わずうっとり。
たっぷりと沈んだ穴子の身は、ふわふわしっとり。
針生姜がよく利き、これ絶品っ 、
次第にとろ~り溶ける煮こごりを、
愛おしく大事に頂いて…、
いよいよお目当ての、「夏のお蕎麦」、
「冷製浅利そば」と最後まで迷ったけれど…、
やっぱり「銀杏」の夏はこれっ 、
麗しい、輝くばかりの…、
「紅の雫」 (とまとそば) 。
表面一面覆う、選りすぐりの完熟トマトに、
揚げた九条葱が繊細にトッピング、
うっとりとその景色を眺めつつ、
蓮華で掬った汁の、溌剌とした旨さに、も~う 。
何という奥深い出汁の味わい。
ほのかに染みたガーリックが食欲誘い…、
一枚ほおばったトマトの味が濃い、
甘酸っぱくフレッシュ、じんわりと出汁が染み、
トマト好きにはたまらな~い 。
続いて手繰った蕎麦は、細くしなやか繊細で、
流れるように喉を伝い、
くっと後から香ばしさが込み上げる。
お蕎麦まで、さらに美味しくなってる !
…と思ったら、
なんとっ、息子さんが打った蕎麦だそうっ 。
も~う、後は夢中、
蕎麦を手繰り、トマトをほおばり、
トマトと一緒に蕎麦を手繰り…、
次第にじわじわと、
トマトが汁に溶けていくのが又たまらなく、
蓮華ですくいすくい、最後は器に口つけ…、
一滴残さず、完食~。
はぁ~…。
余韻にどっぷり浸っていると、
うれしい、食後のサービスデザート、
「白ごまのブラマンジェ」 。
ぷるんっとしたブラマンジェに、
たっぷりとかかった無花果ジュレ、
くぅ~、美味しすぎっ 。
幸せいっぱいのひと時に。
ご馳走さまでした~
やっぱりこれを食べないと夏が終わらない。
芸術のような、麗しき「紅の雫」。
ああ、又銀杏さんのお料理も、いろいろ堪能したいなあ 。

「手打ち蕎麦 銀杏」
江東区大島2-15-3
03-3681-9962
11:30~14:00 / 18:00~22:00
月曜、火曜休
禁煙
お店のHP
2014年 8月21日 「玉子焼き」に「紅の雫」
2012年 9月13日 お料理いろいろ 「淡雪とろろ」
2011年 8月11日 絶品!「浅利の冷やかけ」
2011年 6月16日 「紅の雫 (トマトの冷かけ)」
2005年12月15日 夜のコース「銀コース」を堪能
2005年 5月27日 せいろと田舎の「二色そば」
駅まで戻る間に、再びギラギラ太陽に照らされて…、
「氷」の文字に吊られて、ふらっと寄り道。
ワンちゃんも一緒に入れるカフェ、
「Cafe Koume」
明るく広々とした店内の、まあるいテーブルに腰を降ろし、
メニューを開くと、これこれっ🎵
「ふわふわ山盛りかき氷」
早速お願いした、
「いちごみるく」のミニサイズ(420円)
たっぷりとかかった、果肉の残った苺ソースに、
氷はほんとにふわっふわ 。
ミニサイズでも、すっかりクールダウン。
並ばず食べられるふわふわのかき氷。
ここも合わせて又来ようっと 。
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