前回の「鮑の冷かけ」も美味しかったけれど…、
やっぱり今年も逃さず食べたい、「雲丹の冷かけ」
台風一過、太陽はギラギラと照り、
何もしなくても汗が滲む、冷かけ日和 。
築地 「手打そば 文化人」
賑わう昼時、空いていたカウンターの端に通されて…、
置かれている品書きを早速チェック。
よかった、まだあるある、「雲丹の冷かけ」 。
かわいい笑顔の見知った花番さんにお願いすると、
「もうすぐ終わっちゃうから良かったです~」
あ、危なかった、キリキリセーフ
次いでに今日は待つ間に、ちょっと…、
久しぶりに蕎麦前も、
冬が熱燗なら、夏はみぞれ酒、
「いずみ橋」 純米吟醸 みぞれ酒
グラスに注がれたお酒は、かき氷。
キーンっと冷えしゃりっしゃり、
ほてった体に気持ちい~いっ
そっと一人楽しんだところに、
タイミングもよく、お蕎麦が到着。
これこれ、一年ぶりの、
黄金に輝く「雲丹の冷かけ」 。
注がれた汁は、すっきりとしてまろやか、
すぅ~っと体に染み入る極上の出汁 。
蕎麦は乱れなく切揃った、繊細極細の美しさ。
キリっとした腰の心地の良さに、
すっと流れるように落ちる、実に爽快な喉越し。
とに角、お蕎麦が美味しい 。
それを尚、雲丹を乗せたとなったら、
これはも~うっ
蕎麦の香ばしさを、
まったりとコーティングする、上等なミルクのような甘い雲丹。
は、箸が止まらないっ
悲しい程にあっという間に手繰ってしまい…、
セット(100円プラス)で頼んだご飯は、
「生姜と茄子の炊き込みご飯」。
ちょっぴり雲丹を乗せて、
これも美味し~く頂いて…
はぁ~、満足、大満足。
もちろん汁一滴残さず飲み乾して…、
さらさらとした熱々蕎麦湯で、
今年も食べられた幸せを、じっくりと感じ入り…
ご馳走さまでした~
雲丹の後は…、
もしかしたら、「いくら蕎麦」かしら…。
又夜にも、ゆっくり来てみたいな

石臼碾きそば 築地 「文化人」
中央区築地1-12-16
03-6228-4293
11:30~13:30 / 17:00~売り切れ終い
日曜・祝日定休
禁煙
2016年 6月23日 贅沢至極の「とろろ鮑の冷かけ」
2016年 3月29日 春の香りの「芹そば」
2015年 9月28日 たらこぷちぷち「紅葉子そば」に「松茸ご飯」
2015年 8月26日 江戸の美しき粋な蕎麦「磯雪」(いそゆき)
2015年 7月17日 小粋な料理に贅沢な「雲丹の冷かけ」
2015年 4月13日 「味噌なめこ」
2014年12月17日 輝く金色の「かき玉そば」
2014年 8月28日 贅沢な 「雲丹の冷かけ」
2013年12月 5日 「味噌なめこ蕎麦」
2013年11月19日 「帆立のかえし漬け」贅沢「塩いくらそば」
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