照り付ける太陽に、汗をぬぐい暖簾を潜れば、
しっとりと落ち着いた蕎麦屋ならではの心地の良さ　。

近くで働くサラリーマン、
ご近所らしき一人客に、女性2人、
皆、満足そうな笑み浮かべ、蕎麦を手繰る中…、



私も空いていたテーブルに腰を落ち着け、
久しぶりの「すず季」さん、まずは蕎麦前 。



壁に貼られていたお酒、
「日高見」超辛口純米酒。



添えて出された枝豆の味が濃く、とっても甘い 。
宮古島から取り寄せたものだそう 。



そして…、これも楽しみにしていた、
「おまかせ酒菜7種盛り合わせ」（1,500円）



うわぁ～、涼し気な竹籠にびっしり、
酒飲み心をくすぐる、「今日のおまかせ」　。



「もずく酢」に、「蕎麦味噌胡瓜」、
大好物「つぶ貝旨煮」に、
「新生姜の自家製佃煮」（これが旨いっ！）。



ふっくらとした鯵に、酸っぱすぎずの見事な酢加減、
「鯵と新玉ねぎの南蛮酢」、



素晴らしい組み合わせ、「アボガドの花山葵和え」 、



この充てに、お酒をお変わり、
ピーチ似た香りが優しく、爽やかフルーティ、
新潟　「加茂錦　荷札酒」　純米大吟譲　生詰原酒。

居心地のいい空間で、
長閑でのんびり、美味しい酒肴を楽しんで…、

お蕎麦は、新たに始めた新メニュー、
冷かけ、生粉打ち、田舎の、「蕎麦三昧」。



まず出されるのは、生粉打ち「冷かけ」。



注がれた冷かけ汁の美味しい事 。

すっきりとした中に広がる出汁の素晴らしさ。
浸った蕎麦は、きゅっと〆り、流れるように喉を落ち、
くっと芳ばしさが込み上がる。



次第にじわじわと梅が溶けだし、
変化していく味わいの楽しさといい、
くぅ～、この冷かけ、絶品～ 。

もちろん、汁まで飲み干して…、



続いて、「生粉ざる」、
群馬県高山の小そば、高栁在来種



置かれた瞬間から匂い立つ、
ものすごく濃厚な蕎麦の香り。



噛みしめ、じ～んじ～ん鼻腔に響く、
深く濃く、甘みを含んだ味わいに、
思わずのけぞってしまいそう 。



最後は、渾身の手挽き「田舎ざる」。



透けるような透明感のある蕎麦に、



蕎麦のホシ散る美しさ。
くぅ～、これ又なんと強烈な、濃く深く馥郁とした香り 。



もちもちとしてはんなり、
ああ、こんなに濃い味の蕎麦は久しぶり。
これぞ、本当の大地の、豊穣たる蕎麦の味 。

生粉ざるには生粉用の、田舎ざるには田舎用の汁、
それぞれに合わせた汁も見事。

最後に絡めた辛味おろしが、田舎の味を一層引き立て、
カメラを手に取る暇なく、あっという間 。



さらさらとした蕎麦湯を注ぎ、
汁の美味しさを改めて味わって・・・・

ご馳走さまでした～

念願の蕎麦二種に、冷かけまで頂け、感無量。
素晴らしき「蕎麦三昧」。
ちょっと遠くても…、又ぜひ、伺いますっ

「手打ち蕎麦　更科　すず季」

千葉県流山市西初石3-1-17
04-7152-3528
11:45～15:00 / 17:30～20:00
水曜定休（蕎麦栽培等の不定休有り）
P8台　禁煙
お店のＨＰ


2011年　3月10日　「お昼のおまかせ」「生粉打ち」「手挽き田舎」
2009年　3月　9日　「野菜の天麩羅」に「今昔そば」

夢見心地で電車に乗り込み…、
柏に来たら、ここにも寄らなきゃ



以前、あまりの行列で諦めた、
「三日月氷菓店」さんにリベンジ
日光の天然氷のかき氷～



まだ夏になる前なので、待ち人は3人だけ。
木の温もりに包まれたかわいいカフェで、



お願いしたのは、
希少な京都宇治の、「宇治抹茶」。
うわ～、なになにこの氷、めちゃめちゃ美味しそ～う



かき氷には、自家製練乳がサービス。
上からとろ～りたっぷりかけた氷は、
マジふわっふわ、儚い程の口どけの良さ。

お、お、美味しすぎ～っ



し、しかも、中にはこれも自家製アイスミルク。
抹茶にミルキィアイスが溶けあって、
もー、もー、このかき氷にメロメロ～

「すず季」さんに「三日月」さん、柏、ステキ
すっかり、再訪気分満タン～

「三日月氷菓店」
千葉県柏市柏1-5-5
04-7162-3404 火曜定休
お店のＨＰ

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