開店まもなくの店内は、ゆるりとした心地のいい空気。
コンクリ壁のモダンなシックな空間の中…



ほっと3人で腰をおろして、
まずは蕎麦前、お薦めお酒を尋ねたら、
うわぁ～、出てくる出てくる、魅力的なお酒がずら～り 。



最初のお酒は、
ほんのりと濁った、「南アルプス」本醸造（ハーフ）。
すっきりふわ～り、大人のカルピス、、これいいなー。



添えて出された、香り豊かな「ふき味噌」に、
「イノシシ味噌」が美味しすぎ 。
これだけで、お酒がくぃくぃすすんじゃう。



猪口一杯のお酒はくぃっと、
続いて、「遊穂」純米吟醸。



充てに何か欲しいな、と…、
基本の「一品料理」の品書きに、



「本日の料理」を眺め、



頂いたのは、「本日のおつまみ三種盛り」。

「湯葉刺し」に「つぶ貝潮煮」、
あしらいに盛られた「菜花」に
煮こごりファンとしてうれしい、「穴子の煮ごこり」 。



お酒も続いて、ご主人の地元青森の地酒、
「蟹田」純米吟醸に、



会津地酒　「風が吹く」 純米吟醸生を頂いて…



いよいよお蕎麦をと、３人それぞれ注文～。



まず届いた、「炙り鴨ねぎそば」に、



淡く澄んだ琥珀の汁が美しい、
「凛」名物、「ひやかけそば」。



私は、我儘を聞いて頂いて、
「半せいろ」に「半かけ」を 。



艶やかで凛々しい細切り蕎麦は、
茨城益子の十割そば。



手繰った途端、ふわ～、ふっくら芳しき、い～い香り。
きりっと〆った腰に喉越し爽やか、
手繰る毎に口に満ちていく、豊かな蕎麦の味 。

飲んだ後にも心地よく、するするっと手繰り…



続いて出された、「半かけそば」。



ほとんど透明に澄んだかけ汁の美しさ。
鰹出汁豊かな、薄口の、上等の吸い物のよう。



中に横たわる蕎麦は、もりとも冷かけとも違う、
汁を吸い、温められ広がる蕎麦の芳香。
しなやかに心地よく喉を伝わっていく



蕎麦湯はとろとろ濃厚、
これだけで一品料理のような美味しさ、
余韻に浸りたっぷりと頂いて…



淋に来たら、絶対食べたい「淋のプリン」。



玉子の味が濃い、懐かしき昭和のプリン。
ほろ苦いカラメルにカリッカリッの蕎麦茶が絶妙、
口に運ぶごとに幸せいっぱい。

くぅ～、このプリン、ほんっとに美味し～い

昼と夜の狭間の、絶好の蕎麦屋酒。
心地のいい憩いのひと時に…

ご馳走さまでした～

又、凛さんの「うどんすき」も頂きたいな…

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