「おまかせ」でお願いした今日も、お二階の座敷に通されて・・・、
まずは、ビールで乾杯~
くぅぅっと飲み干す、ビールが美味しく、
早速出された先附は…、
「スッポンのスープ」に…
初めて見た、「スッポンの卵」。
早速すすった、澄んだ琥珀のスープの美味しい事 。
滋味溢れ、奥行き深く、気品に満ち、
4人揃って、思わずはぁ~…
卵はぷにょっ、ぶっちょの中のグミみたい…?
続いて、貝好きにはこれがうれしい、
「貝寄せこのわた和え」
これには、やっぱりお酒、
急ぎお願いした、「加賀鳶」でゆっくりと味わうと…
くぅ~、これもお酒にたまらない、
ツメを絡めた「蒸しアンキモ」
ふわっとエアリー、ほろろと蕩けるアンキモに、
絡まったまろやかなタレが絶妙。
こんなに美味しいアンキモ初めてっ
続いて出された、蓋つき器は、
くー、これも聞いただけで歓喜しちゃう、
「せいこ蟹と外子の飯蒸し」
ふっくらもちもち、出汁の染みたご飯の旨さに、
プチプチっと弾ける外子の心地よさ、
あ~、これだけでも、も~う満足 。
そこに、塗りの器が出され…
開いて又歓喜、「鮑と鮑豆腐のすまし椀」
淡く澄んだ汁が極上、
ほろろっと解ける鮑豆腐に、
丁寧に包丁の入った鮑はふっくら柔ら~か。
食べてしまうのが惜しいくらい 。
刺身は、「大トロ炙りに鯛薄造り」
炙り香がふっと鼻に抜け、口の中で蕩ける鮪、
鯛はもちもち、さっぱりとぽん酢で頂いて…
かわいい手付き陶器は熱々、
蓋を開けたら、まだぐつぐついう、
「白子とアマダイの霙鍋」
炙った白子は、まるで焼きマシュマロのよう 。
ほろろっとほどけるアマダイに、
出汁が染みた霙汁は、一滴たりとも残せず頂き…
毎度来る度に感動のお料理、
ご主人、一体どんだけ引き出しがあるのやら。
うっとり心地で頂いたお料理に…、
〆のお蕎麦が美しい…
手挽き十割、
ここ独特の、透け透明に輝く蕎麦に、
はらはらと細かなホシが散り、
ぷるるっと唇に感じる、鮮魚のような心地の良さ。
気づいたら、ふっと儚く喉元を消え、
ほんのりと甘く、ほんのりと香ばしく、
ああ、この蕎麦、ほんとに美味しい…
揃ってもう一枚お替りをして、
濃厚蕎麦湯を注ぎ、もり汁の美味しさを噛みしめて…
デザートは、愛媛の高級蜜柑「紅マドンナ」。
(写真撮り忘れ)
ジューシーで甘い蜜柑が、食後にさっぱり。
素晴らしきお昼の御膳に…
ご馳走さまでした~
ここも、季節折々訪れ頂きたい。
ほんのひと時の、自分へのご褒美に…。

「割烹 ひろ作」
東京都港区新橋 3-6-13
03-3591-0901
昼夜 予約のみ
2015年10月20日 至福の料理に輝く蕎麦の贅沢ランチ
2013年 3月 8日 雅やかなランチ
2009年 5月25日 お昼のご膳
2006年10月26日 「銀杏豆腐」「鯛と雲丹の小鉢」「湯葉グラタン」
2006年 2月 6日 「はたはた麹和え」「鯛の胡麻和え」「白魚の天ぷら」
2005年12月20日 「蟹みぞれ和え」「ブリたたき」「汲み上げ湯葉」
2005年 8月 8日 「雲丹湯葉」「冬瓜の冷し鉢」「鮪黄身とろろ」
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