年4回、けやき並木で行われる、「府中マルシェ」。
大通りは歩行者天国、お祭り気分満点~。
ずらりと並ぶ様々なお店を、右に左に見て回り…、
野菜などの戦利品を車に置いて、
すっかり遅くなったお昼ご飯は…、
何度も通りがかって気になっていた、
大國魂神社へ通じる小道の横の、昔ながらのお蕎麦屋さん 。
府中 「門前そば 府中砂場」
2時すぎても、ぞくぞくとお客さんが入っていく、
地元で人気のお店のよう 。
蕎麦をすする、お殿様の像が楽しい。、
扉を入った店内も、和やかでほのぼのとした、
昔ながら~の、気さくな蕎麦屋の風景 。
笑顔の花番さんの、慣れた応対も気持ちよく、
早速置かれた品書きを手にすると、
まずは、「きのこ」に「牡蠣」の、季節のお蕎麦 。
綴られた最初のページは、
府中名物の、「盛上げそば」があり…、
冷たいお蕎麦に、
温かい蕎麦が、それぞれずら~り。
ご飯ものに丼、セットメニューも豊富、
さらに、「特撰メニュー」には、
「競馬場に向かうあなたに…」と、豪華な「天使の微笑み」、
「帰り道には…」と、簡素な「おけらそば」と、(注:おけら=無一文)
しゃれが利いてて、面白~い 。
見ているだけでも楽しい、豊富な品から、
外を歩きまわっていて、体は冷え冷え、
「天然の車海老」の、温かい「天ぷらそば」に決め、
彼は、やっぱり、の「かつ丼セット」で注文~。
待ちながら見ると、一品料理も手ごろに揃い、
後ろでは蕎麦焼酎を楽しむ人もちらほら 。
くまなく品書きを読んでみれば、
そうだったのか…。
老舗 三鷹「砂場本店」の暖簾わけのお店だそう 。
などと見ていると、程なく届いた「かつ丼セット」、
おっ、お蕎麦、なかなか良さそう 。
一口もらって手繰った蕎麦は、
腰もしっかり、手打でなくても、これはなかなか 。
続いて届いた、「天ぷらそば」は、
からりっと散った花衣美しい、見事な海老天、
思った以上に、立派な天ぷら
早速すくった汁は、すっきり円やか、
濃すぎず柔らかく品があり…、
ナルトに蒲鉾がうれしく、
手繰った蕎麦は、汁に浸っても腰しっかり、
ふむふむ、温かいお蕎麦もいいなぁ 。
天ぷらは揚げたて熱々、海老はぷりっぷり。
ほろろ…と、汁に衣ほどけ溶け、
これぞ天ぷらそばの醍醐味
一方、かつ丼を食べ始めた彼は、
「このかつ丼、いいよっ」
セットでも厚切りの立派なカツに、
醤油味濃すぎず、上品な味つけで、
「しゃっぱくなくていい」と、満足そう 。
「春夏秋冬 うまい蕎麦
砂場ですごすひとときで 心もお腹も満腹だ」
何度も通り過ぎてきたけれど、
ほっこりとする、街蕎麦屋の良さがあり、
こういう蕎麦屋もいいね、と二人でしみじみ。
「ほうとう」もあるようだし…、
ここでも、蕎麦屋の「ほうとう」食べてみたいな 。

「府中 砂場」
府中市本町1-10-2
042-361-2323
10:00~21:00
火曜・第3水曜定休
出前あり
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