東京の街路樹もすっかり色づき…、
立川の街も、銀杏の葉が舞う黄金色。
その立川の路地裏、レトロなシネマ通りに、
橙色の柔らかなランプの灯りが窓から漏れた、
どこか懐かしい、ノスタルジックな佇まい 。
立川シネマ通り 「素料理と手打そば あかつき」
昭和の香り漂う店内は心地よく、
久しぶりに会う、イケメンご主人に挨拶をして…、
風が強く寒かったけど、ちょっと飲みたい、
チビビールで、小さく乾杯~ 。
黒板に手書きされた、「本日のお料理」から、
今踏みしめてきた銀杏の葉の…、
「ぎんなん塩炒り」に、
「衣かつぎの蕎麦味噌寄せ」。
バジルを混ぜた蕎麦味噌は、紫蘇とは違って、風味新鮮。
これ、美味しいっ
蕎麦味噌には、もちろんお酒、
まずは、「天寶一」特別純米八反錦、
うすく濁ったお酒は、フレッシュで口当たり柔らかく…、
ようやく、3人そろったところで、
いろいろ注文~ 。
前に頂いて以来、すっかりお気に入り、
「蟹みそチーズといぶりがっこ」に、
味の染みた「風呂吹き大根の竜田揚げ」に、
香りのいい春菊と椎茸の「旬野菜のお浸し」、
合わせるお酒は、山口の「貴」特別純米 限定品
秋田出身のご主人、秋田の郷土料理、
柔らかな里芋と鶏肉の、「いもの子汁」の、
優し~い味わいに、しみじみ~とさせられ…
冬の定番、「ぶりあら大根」は、
厚切りの大根に、鰤の出汁がこっくりと染み、
ほろほろに炊かれた、脂の乗った鰤の美味しい事っ
静岡 「臥龍梅」純米酒も頂き、、
「小エビの揚げたてセスカべッシュ」の、
海老と野菜のマリネを別で頂き…、
頼めば、なんでも作ってくれちゃうご主人、
ぐつぐつ焼きたて、「蕎麦屋の和風グラタン」 。
ふわふわとろとろのホワイトソースは山芋仕立て。
ほんのり和風、柔らかな味わいで、
エリンギのコリコリに、ハムの旨みが品よく、
これっ、美味っし~いっ
しかも…、こんなの初めて、
タバスコ替わりに、「納豆マリネ」が添えられ、
のせて食べると、納豆の粘りに風味が加わり、
ん~、これは面白い 。
さらに、グラタンどころか…、
まさかまさかの、蕎麦屋の「チャーハン」 。
ぱらぱらっと仕上がったご飯はふっくらと艶があり、
お野菜もたっぷり、味わいバッチリ、
中華料理店、顔負けの旨さっ
あまりの美味しさに、3人でペロリ。
いかんいかんっ、何のお店に来たのか忘れる前に、
肝心のお蕎麦も注文~。
北海道弟子屈町の新そば、「摩周そば」
きりっと〆った、しっかりとした腰があり、
フレッシュで爽やかな香りに、ふわりと残る蕎麦の甘み。
いい蕎麦だなあ…
男らしい凛々しい蕎麦に、ふっと酔いも覚めるよう。
よく食べ、よく飲み、よくしゃべった、
すっかり宵も深まる、大満足なひと時に。
ご馳走さまでした~
ご主人、遅くまでリクエストに応えて下さり、
本当にありがとうございました~

「素料理と手打そば あかつき」
立川市高松町3-26-16
042-523-4361
金~月 18:00~23:00
火~木 12:00~13:30 / 18:00~23:00
日曜定休
禁煙
2014年 7月24日 素敵なお昼の献立 「冷し鶏南蛮」
2014年 6月 4日 おまかせのお料理をたっぷり堪能
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