扉を開けてもらえば、にっこり迎えてくれる日比谷さん。
ほっこりとした部屋の中、カウンターに並んで腰を下ろし…



まずは、数種揃った、志賀高原ビールから、
好みのタイプを伝え出して頂き、ぷは～っ 。

今日は、すべて「おまかせ」で 。



まず出されたのは、出来たてほかほかの「自家製豆腐」に、



ぽつりぽつり摘まめるのが、良き酒の充て、
返しに染みた「浸し枝豆」



カウンタ越しに話をしながら、ビールを飲みほし早速お酒。
壁の棚に並んだ素敵な猪口を各々選び、



好みの味わいを伝え、出して下さったお酒は、
越前「常山」純米超辛。



話しながら作ってくれた、ピュアホワイトと出汁のみの、
「とうもろこしのスープ」が、美味しすぎっ 。
トウモロコシが甘く優しく…、これ、毎日飲みたいなあ。



平皿に炙られ出される、独特の「蕎麦味噌」は、
ポテトのポタージュのようでクリーミィー。
所謂蕎麦味噌とは別物で、とても美味しい



ふわふわジューシー、ほんのり甘い「出汁巻き玉子」に、



「アスパラとトマトのお浸し」



さらに…、湯気立て出された「鶏団子」



ふわふわほろろっと崩れる程柔らかく、
口にした途端に、じゅわっと肉汁が染み出しジューシー。
鶏の旨みが口いっぱい広がり、うっとりする旨さ 。
出汁の染みた汁もとても美味しく、飲みほして…

次々に出される、お酒に合う充てに、
3人で盃交わし、次々に頂いたお酒がこんなに 。






肩肘張らない、ちょっとしたお料理はほっとさせられ、
友人の部屋にいるような安堵感に、すっかりほろ酔い、酔い心地…
本当に酔う前に、そろそろお蕎麦を頂こう。

今日打たれた蕎麦は、すべて手挽き、三種類。



一枚目は、大分と栃木の蕎麦のブレンド。



ぷつぷつと蠢くかのような蕎麦粒が表面を覆う、
繋がりも見事な、繊細に断たれた細切り。



手繰り上げれば、ふっくらとした芳しい香りがむわ～り。
しっとりしなやかな心地のいい腰に、
ぷるると粒が喉奥掠め、ほろっと喉元に消えて行く。

香ばしく甘く、豊かな味わいを口いっぱい残し…
ああ…、美味しいなあ



二枚目は、徳島祖谷の蕎麦、やはり細切り。
うわあ、これはさらに美味しい…

ふっくら熟した、大地をの息吹を思わせる濃厚な香ばしさ。
歯ごたえ心地よく、喉越しふっと消える軽やかさに、
後までじわじわ、香ばしさの余韻を残す。

美味しい、これは素晴らしい…



そして、最後の一枚は、北海道雨竜の新蕎麦、
どっしり太めに断たれた十割そば。



もちもち感強く、喉越しよりは噛みしめる蕎麦で、
新そばとは言え、香ばしく甘い、これもいい…

角なくまろやかなもり汁も美味しく、蕎麦に良く合い、
あっという間に、ぺろり。
さらりとした熱々蕎麦湯で余韻を楽しみ…



最後には、うれしい甘味、「アールグレーのブラマンジェ」。
とろぷる優しい甘みに、アールグレーがふわりと香り…

心から満喫したあっという間の夜のひと時。

ご馳走様でした～

来る度に蕎麦が美味しくなってる、としみじみと。
又是非、頂きに伺います

T様、U様、ありがとうございました～♪。

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