昼過ぎに入ると、相変わらず変わらない落ち着いた店内。
のんびりと穏やかな空気に、そろそろ冬を感じさせるようなやわらかな日の光が差込み、なんとも言えない寛いだ気分にさせてくれる。
やっぱり、ここはいいな …。
入り口近くのテーブル席を選んで座ると、期待通り♪
目の前の壁に「新そば」の貼り紙。
お茶を持ってきてくれた馴染みの花番さんに、「新そばになったんですね~。」と尋ねると微笑みなが頷いてくれる。横には「玄蕎麦産地証明書」も。
小さくて読めない~っ
じゃあっ、もう迷うことなし!
今日は「せいろ」で♪
頼むとすぐに、お決まりの生山葵。
これを摩り下ろす時間がまた大好き。
ここの山葵はいつもおいしい山葵で、ついつい舐めてしまう。。
そして・・・ほどなく見慣れたはずの…せいろ。
粗引きの蕎麦の粒が豪華に表面を多い、その表面に水のヴェールを纏ったような瑞々しい蕎麦。切り口のエッジも勢いがある。
一口目はしずしずと口に含む。
んー、これこれ。心地よい腰がありつつ、しなやかな蕎麦。そして口から喉を通るときにかすめるこのざらつき感。そしてここの蕎麦独得の、表面のざらつきに微妙にまとわりついている水をも、蕎麦の風味となって感じられる。。
んー、たまらない~ ・・
新そばだからか、今日は一段と蕎麦の風味が濃く、すこぶるおいしいっ。。
そしてまた、ここのつゆはなんだかとってもおいしい。
もちろん、きちんとした出汁がとられているもので、少々の甘みを含んだかのような、優しい辛口より??のつゆ。
濃くもなく、薄くもなく…どっぷりつけてもいい。。
ころあいをきちんと見て出してもらえる蕎麦湯は、まっとうにナチュラル。
時間滞で濃く白濁してたりもするし、底になるに従って濃くなるのもすごく楽しい。
はぁ。。とっても満足な、ほんっのひと時(約30分未満?)のお昼。。
夜にでも又、ゆっくり憩いにも来ようっと。。やっぱり、ここはいい店だ・・。
さあて…、午後も一仕事。。
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わたしも荻窪の方に行ったこともありますが、あそこの空間、もー憩いそのもの。
ここの蕎麦はやっぱり大好きなんです。
先日、私も初めて「本むら庵」に行ってきました。
「せいろ」美味しかったです。生山葵を舐めてしまう気持ち、とてもよくわかります^^
知りませんでした。
一時期を築いた蕎麦職人でしたね。
わたしも天ぷらも食べて見なくちゃ・・・
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本むら庵の、本店の方のご主人小張さんのご冥福を・・・
心からお祈りします。
私もしばらく行ってないので、また食べに行ってみたいと思います。
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