季節折々の創作蕎麦が楽しみな、「川せみ」さん。
今年の「冬せみ」はどんなお蕎麦かな
…と、所用で向かった目黒でのお昼ごはん。
駅からてくてくと坂を下り、目黒川近くの路地に入れば、
さりげなく暖簾の下ろされたお店に辿り着く 。
目黒 「手打ちそば 川せみ」
扉を開き、笑顔の花番さんに通されて…
昼時の喧騒すぎた、ゆったりとした空気が流れ始めた店内で、
置かれている「お昼の品書き」を眺め、
えっと…、「冬せみ」は…
とぐるりと壁を見渡すと、貼られている♪貼られてる♪
「冬せみ蕎麦パートⅡ」
鶏のせせり、肉みそ、ワカメにしめじの乗った「暖かいそば」。
これは、ちょっと面白そう、食べてみようかな
…と見ていると、続けて来た二人客が、入った途端に「天せいろ」、
さらに、その後の一人の女性も「天せいろ」。
横を見れば、隣の女性が食べているのも「天ぷら」…
くぅ~、何だかものすごく天麩羅、美味しそう。
久しぶりに「川せみ」さんの天麩羅もいいなー…
…と思ったいたタイミングで、注文を聞きに来る花番さん。
思わず、咄嗟に口を出ていたのは…、「天せいろ」。
頼めばすぐ、ランチの日替わりご飯に天麩羅、
続いて「せいろ」と、テーブルの上はずらりと豪華な景観。
これで、1050円とは素晴らしい 。
それでは…、お蕎麦から頂きます♪
角がきりりと立つ艶やかな蕎麦は、やや太め。
口にすれば、むちっとした歯を返す弾力ある強い腰。
するすると手繰るというよりは、しっかりと噛みしめる蕎麦で、
食べ応えも十分、後にじんわりと甘みが残る 。
これは…、暖かいお蕎麦でもいいだろうなあ、
途端に「冬せみ」への未練を感じながら、
天麩羅を見れば、これも見事、盛りだくさん。
立派な海老にキスに烏賊、茄子に南瓜、シシトウと、
カラリと揚がり、衣サクサク。
キスの身はふわっとほどけるようで…
箸で持ち上げる海老は本当に大きく、ぷりっぷりっ。
ほこほこ南瓜に茄子…と、これだけでもお腹いっぱい 。
さらりとした蕎麦湯でほっと一息入れて、
平日のランチサービスの、今日のご飯は、「茶飯」だそう。
しっとりと味の染みたご飯は、これも美味しくパクパク 。
ボリュームも満点なお昼に大満足 。
ご馳走様でした~
蕎麦茶でほっと寛ぎ、ぼんやり壁を眺めていたら…
これは、いいなあ、鴨鍋が一人前から頼めるよう。
お昼にも「おつまみ」があるようだし、
一度ここでも蕎麦前を楽しんでみたいな…。

手打そば、天ぷら、お酒を味わう店
手打の匠 蕎麦 「川せみ」
目黒区下目黒2-17-23
03-3490-5959
11:30~14:30 / 18:00~22:00
年中無休
2012年 5月17日 「春せみパートⅡ」「胡麻だれ風味のぶっかけ」
2012年 1月19日 「冬せみパートⅡ」牡蠣けんちん汁つけせいろ
2011年 3月17日 「冬せみパート2」「胡麻味噌仕立て鶏肉と玉ねぎのそば」
2010年10月21日 「秋せみ」
2010年 1月14日 「冬せみ」「冬野菜と鶏挽肉の胡麻坦々せいろ」
2009年 1月 8日 「冬せみ」九条ねぎと揚げ餅の蕎麦
2008年 3月27日 田舎で天せいろ
2007年 8月23日 鴨せいろ
2006年11月10日 秋せみ
2006年10月10日 天せいろ
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