去年から何度か足を運んでは臨時休業で、そのあとしばらくお休みになってしまい、淋しく思っていた店。
それが・・先月あたりから再開したとの話を聞き、ずっと伺いたくてうずうずしていたところ。
今日はちょっと回り道を。。
小雨降る中、電話で確認したとはいえ、ドキドキしながら向かう。
あっやってる・・。
白い暖簾が微風にそよぎ、この町に溶け込んだ風情。
前まで来たことはあっても、扉を押すのは初めて・・・。
ちょっと緊張も。
中に入ると、思ったとおり小じんまりとした作り。6席分の白木のカウンターがコ字に中央に位置し、テーブル席はその後ろに1卓のみ。
蕎麦屋・・・というよりは、寿司屋?という感じの明るめの店内。
カウンターからは厨房が丸見えのオープンキッチンで、丁度「松扇」を明るくコザッパリさせたような感じ。
午後2時。
テレビからは昨日の大雨の中継が流れてる。
先客は常連らしい初老の御仁と、多分地元の方であろう親子連れの二組のみ。
蕎麦は「国産石臼挽粉で打った二八」のせいろと、「挽きぐるみの粉で打った野趣に富む蕎麦」の田舎の二つ。尋ねると田舎も細打ちとのことなので、これを頼む。
蕎麦を頼むとまず、つゆの入ったそば猪口と、薬味が出される。
摺りたての山葵に、丁寧なネギ。
汁は、結構たっぷりと。。
きっちりと分量を量り、几帳面そうにしっかりと目の前で茹で上げられた蕎麦。
黒めの細切りの星がところどころ目え隠れする瑞々しい蕎麦。
まずはと、口に含むとしっかりとしたコシでありながら、たおやかさのある、好みの蕎麦。かみ締めていくうちに、豊かな蕎麦の甘みを感じられる。
挽きぐるみとはいえ、ぼそぼそ感は全くなく、喉越しもいい。
量も十分。
つゆは、出汁を控えめにした辛口よりのもの。はじめちょっと甘みを感じるが、辛口のもので蕎麦とのバランスもいい。
多少、私にはつゆが多すぎるようだけど。。半分で十分かな~
出された蕎麦湯を飲みつつ、改めてお品書きを見つめる。
すごくシンプル。で、いて不十分なところがない最低限の欲しいものが揃っている。
いいなぁ。こういうの。。
蕎麦味噌か板わさ、あるいは天せいろで、四季桜をやって・・・、
蕎麦で〆る。
きどらず、ぷらっと立ち寄れる雰囲気も心地いい。。
まだ若そうなご主人。ますますの期待もしてしまう。
次回は、後の予定のない遅い午後にでも来て見よう・・。「せいろ」も試してみたい。。
ああ・・でも、長年の夢がかなってよかった。
又、ぷら~と、立ち寄りに来ます・・・
手打蕎麦 又八郎
東京都新宿区上落合2-18-9
03-3363-8138
12:00~売り切れじまい
不定休
M様、行ってきました~♪
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もそもそはだめですよぉ~・・・(^^)
なーんて。
食べ方なんて、どうだって実はいいと思うけど、
やっぱり、「つるっ」と・・かしらん(^^)
江戸っ子としては?
是非、乗り換えてくださいっ(^^v
そんなにはモチツケナイかも・・・(汗
でつ~・・・
ま、元気で姿を見せてくださってるだけでもワタシャ満足じゃ。
ここ、いいですよ♪
是非。。でも、やってなくても、わたしに文句言わないで下さいね~。。(^^;
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