行ってみようか・・・ということになり、向かう。
小平の方まで足をむけるのは、とても久しぶり。
小金井の駅をすぎ、花小金井の駅を過ぎ・・、
小平駅前の商店街の通りに、突然・・・

現れたお店は、なんだか素敵な感じ。。
ここっ!ここだっ。。
この商店街の中でも、目を引く
ちょっとした、小料理屋のような、
上品な佇ずまい。
通り過ぎてしまい、電話で駐車場を確認すると、すぐにお店から出てきてくれる。
なんか・・ちょっとうれしい。

改めて、お店の前に・・・
石臼挽き自家製粉
手打ちそば 「吟」
上品だけど、家庭的な雰囲気もある風情。。
中に入ると、小さくまとめられた空間で、居心地もいい。
4人がけのテーブル席がふたつと、二人がけのテーブルがふたつだけ。
幸い、先に一組のお客さんしかいなかったので、難なく席を取ることが。
和紙を使った壁に、黒く塗られた家具が、なんだかほっとさせる。
こういう、小じんまりとした空間は、1人でも来てみたくなってしまう。。
冷たいお水を出され、お品書きを広げると、いたってシンプル。
「霙豆腐そば」・・・というのに、ちょっと心が挽かれたけど、いつもどおり、やっぱりまずは、「もりそば」をお願いする。
来るまでに広げていたお品書きの中には、
「酒と膳」(1,000)なんてのがあって、お酒三種と肴三種盛りらしい。
うはーっ こういうの、いいなぁ~。。
なんて思っていると、丁寧に目の前に、「もりそば」が。
クリーム色の、二八で打たれた丹精な細切りのそば。
薬味のネギも丁寧に切られ、大根おろし、山葵が添えられる。
口に運ぶと、シャキっと〆られ、コシのしっかりとした喉越しのいい蕎麦。上品な江戸前蕎麦で、気持ちがいい。
香りは強くないまでも、蕎麦の風味が後からやってきて、甘みを残していく感じ。
粗挽き好きな私だけど、こういうすっきりとした蕎麦もいい。
つゆは、少々、塩気を感じたものの、出汁の取れた辛口のもので、蕎麦との相性はいい。しかも、添えられた大根おろしを入れると、その風味が生きるような感じもしてくる。
こりゃ、なかなか。。
もしかしたら、お父様の蕎麦と引けをとるどころか・・・?
しかも、底下げのざるで、量もたっぷり。。
彼は、「重ねせいろ」
長方形のせいろが二段になって出されたもので、この量もかなりたっぷり。
でも、隣で頼まれた天ぷらを見ていたら、
「天ぷら頼めばよかったねぇ~っ」
って思うくらい、おいしそうな天ぷら・・・
次回はこれ、頼もうっっ。。
でもって、ちょっと後から出された蕎麦湯も、これまた~~
とろ~り、白濁したポタージュ。
しかもあつあつですごくおいしぃ。。
量もたっぷり出されて、二人で満喫。。
二人で切り盛りしているお店ならではの、目の届く範囲で丁寧にやっているの感じで、ああ・・・。こういうお店が近くにあったら、1人で一杯やりに着てしまいそう・・と思ってしまう。
丁寧に挨拶をしてくれた主人も、まだまだ若そうだけど、力は十分!
是非、今度は、天せいろか・・・、豆腐霙蕎麦を食べに来たいな♪
暑い昼下がりに、一時の清涼。。
このあたりも、いいなぁ。。
*お品書き
もりそば 800円、天せいろ 1,500円、鴨せいろ 1,500円、霙そば 1.000円
重ねせいろ 1.500円、そばがき 900円、木ノ子そば 900円、卵とじ 700円
そば味噌 300円、鴨焼き 1.000円、天盛り(海老3匹と野菜)850円、
玉子焼き霙煮 600円(食べてみたいっ) 山葵芽の油炒め 300円
越の景虎、十五代、豊の秋、翠露 450円~
「手打そば 吟」
東京都小平市美園町2-9-7
042-344-7732
11:00-15:00 / 18:00-21:00
月曜休 駐車場2台
小平のある街角。。
なつかしいポストも発見。
やっぱり、いい街だなぁ。。
S様行って来ました~♪
- 関連記事
-
- 小平 「吟」 「セロリ菜そば」 (2009/07/17)
- 小平 「吟」 牡蠣と豆腐の小鍋 (2008/11/30)
- 小平 「吟」 霙そば (2008/07/02)
- 小平 「吟」 牡蠣そば (2008/01/26)
- 萩山 「元六」 (2007/10/28)
- 小平 「吟」 (2007/09/25)
- 小平 「そば工房 尾張屋」 (2007/03/21)
- 小平 「吟」 牡蠣卵とじそば (2007/01/20)
- 一橋学園 「悟空」 (閉店)悲しい・・・ (2006/11/23)
- 小平 「吟」 夜蕎麦 (2006/11/09)
- 小平 「吟」 (2006/08/23)
- 一橋学園 「悟空」 (2006/08/02)
- 小平学園町 「醍醐」 (2006/04/15)
- 小平 「吟」 卵とじそば (2006/04/05)
- 小平 「吟」 (2005/08/21)
フケンコウな方が・・(^^)。。わかります~。。お酒には、ね♪
わたしも、なんだかすごく期待しちゃうお店でした。
>むさたまさま
私もてにをはできませんもの・・・・(^^;
そうそう、ヒノキのりっパなお箸♪
SQさまのおかげかと思ったら、一周年の記念品だったんですね~。。
でも、なんかうれしかったりしちゃうんですよねっ♪
さて、今日は気の向くまま=ユカさんのお奨めのまま、当店に
参りまして、卵焼き霙煮、山葵の若芽辛味大根おろし和えなぞを
肴に、豊の秋を流し込んできました。
豊の秋といえば「七色の酒」と謳われただけあって、酸味が微妙に
効いてます。本当はベタ甘いのかも知れませんが、様々な味わいを
包み込むというか、実に旨い酸味です。
不健康系=ショッパイホウガいい!ってのは酒飲みの贅沢かも
しれませんね。
ゴメンなさい、蕎麦はもっとコシと香りが欲しかったです。(好き勝手)
開店1周年の「粗品」=檜の箸を頂戴しました。ラッキーというべき
でしょうね!
良いお店ですよね。
お蕎麦がどう化けて行くか、正直に言うと期待しているのです。
現状では父上に一歩も二歩も譲っている所があるけど、あの実直な店主と話していると・・ 長い目で見守りたい素敵なお店ですよね。
へへっ・・正直に白状すると、蕎麦前好きの私には肴の味がチョット薄い(出汁の引きかた等は、物凄く上手ですよ。ただ単に酒の当てにはもうチョット不健康系の方が合うかなっと・・・)
なんっか、うらやましくなっちゃいました。こういうお店が近くに欲しいんです!
それと・・やあっぱり、この玉子焼き霙煮・・んーっ、食べてみたいっ。。
あ、ご主人もとてもいい感じを受けたんです♪又いっちゃおーかな♪
>たろうママ様。
ここ、わたしにとっても、ちょいと不便なんですよ~。西とは言え、なかなか路線が。。こういうのって、すっごくうらやましいですよね!
なんでこんなに東なの、私(泣)
でもね、いつもブログで楽しませてもらってます、ありがとうございます。
お蕎麦の好みは、有るでしょうが、ちょっと田舎町(笑)には、似合わないお店でしょう。
こちらのお店が見つかって、私は、蕎麦ライフが豊かになりました。
ご主人もお蕎麦と同様実直なよい方です。
「玉子焼き霙煮」と「豆腐のかき玉風」は、
絶品なのですが、いかんせん量が多いです。
お1人の時にうっかり頼むとお蕎麦が入らなくなりますのでご注意。(笑)
→ yuka (03/21)
→ さやか姫 (03/21)
→ yuka (03/13)
→ yuka (03/13)
→ yuka (03/13)