…と、妙福寺での「達磨そば会」を後にした我々は、
何だか飲み足りない?、ちょいっと熱燗でも飲みたいね…と、
今年も又、武蔵関へ移動して、中休みのないお店へと
武蔵関南口のささやかな商店街の中程に、白壁のスタイリッシュな店構え。
店頭には、石臼がゆっくりと回り、今日のお蕎麦は雨竜の新そば
武蔵関 「手打 甚作」
午後3時過ぎ、こんな時間でも入れるのが通しのお店のうれしいところ。
白木がぐるり囲む、すっきりとして柔らかな空気漂う店内の、
ゆったりとした4人掛けのテーブルに腰を下ろし…
早速お願いした、「稲田姫」の熱燗二合。
改めて、猪口を片手に、今日の会に再び乾杯~。
充てには、大根などの根菜がさっと漬けられた「生酢」が出され、
つまみながら、ようやく落ち着き、品書きを吟味。
ずらりと並ぶ一品料理は、どれもが手頃な値段というのもうれしく、
中からいくつか選んで注文すると…
程なく出される「葉山葵のお浸し」(350円)
たっぷりの葉山葵の味付けも良く、下に山芋も盛られていて、これが美味しい。
二つお願いした「おつまみ三種盛り」(550円)は、
珍しい梅肉のはさまれた「梅板」に、定番の「出汁巻き玉子」、
ほろりと柔らかく味の染みた「蛸の旨煮」の盛り合わせ。
さらに、さくっと軽やかに揚げられた「川海老の唐揚げ」(400円)
を頂いて、飲み口柔らかな熱燗で、しばしゆっくりと楽しんで…。
既にお蕎麦を食べて来たけど、やっぱり蕎麦屋に来たら蕎麦は食べたい。
とは言え、結構お腹もいっぱい、4人で三種のお蕎麦を選びお願いし…
まず出された、二段重ねの「せいろ」は、艶やかな細切り。
山葵を自分で摺るの采配は、うれしいところで…
手繰り合い食べてみれば、程良い腰に喉越しよく、きちんと美味しい 。
甘めの汁も、この蕎麦によく合い、飲んだ後の喉に心地よく落ちて行く。
「玉子とじ」は、ふんわりと玉子がとじられ、
街蕎麦屋ならではの、ほっとする甘めの汁がしみじみと美味しく…、
ここでは初めての「カレー南蛮」。
それぞれ小鉢によそり食べるのも、又楽し。
と食べてみると、蕎麦屋のカレーならではのとろりとしたカレーが旨いっ 。
甘めの優しい風味だと思いきや、じわじわとスパイシーな辛さが広がり、
奥行き深い味わいの、鶏肉バージョンのカレー南蛮。
熱々の汁に浸っても、しゃきっとした腰の蕎麦が又よく、
はふはふ言いながら、皆無口になって夢中で手繰る。
種物どれもが美味しく、気さくなお店に大満足。
すっかりお腹いっぱい、体も芯から暖まり…
ご馳走様でした~
今年も又、素敵な一日に、改めて皆さんありがとうございました(^^)。

「手打 甚作」
練馬区関町北2-28-14
武蔵関南口駅前通り商店街内
03-3920-2228
11:00~21:00
第1、3火曜定休
2010年12月13日 蕎麦前いろいろ、「たまごとじ」「鍋焼きうどん」「五目そば」
2010年 5月27日 「五目そば」
2009年 3月27日 リニューアルオープン:鳥わさで蕎麦前、月見たぬきそば
2008年 8月27日 納豆蕎麦
2007年 2月 4日 鴨せいろ
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知りませんでしたっ。
ミッドナイトタウン、混んでますよね~。
石臼は、打つ前に挽く事が普通なので、営業中とかは動いていない事が多いかも。(たいてい、開店前とか、夜挽いているみたいです)
中休みの時間とかだと、結構動いている事がありますよ~。
って昨日友人たちとミッドタウン行ったんす
イルミネーション見に
凄まじい行列に並んでたら
雪がちらりほらり
寒いわけです
暖かいお蕎麦食べたい
こーゆー石臼、よく見かけるけど
運が悪いのか動いてるとこは
見たことが無いんですよね
お蕎麦を打ってるとこは
よく見るんですけどね
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