暖簾をくぐると、ガラスの扉があって、その奥は照明を落とし、しっとりとした空間。
ほぉ～･･･昼間だっていうことを、忘れてしまいそうな静寂感が流れてる。


入るとすぐのところに、
4人掛けのテーブルが二卓、
その奥に、いい感じのカウンター席が
すっと配置されている。

和風の照明もとてもセンスよく、
店全体がモダンなインテリアで作られてる。


細長い、小じんまりとした店内。でも、この雰囲気はいいな･･･

テーブルに置かれたお品書きは、和紙で作られたすっきりしたもので、
中を見ると、平日のお蕎麦は「せいろ」のみ。。
他に「粗びき」や「二色」、「変わりそば」は土日祝日の限定らしい。
ま、でも、まずは「せいろ」を食べたい♪

ほどなくして、きた「せいろ」そば



長方形の蒸籠に盛られた、中太切りのやや濃い目のグレーの蕎麦。
ところどころ、極細も混じってる感じだけど丁寧に作られたようなもの。

まずは、つゆをつけずに口に含むと、ほのかに蕎麦の風味が広がる。
コシが強いというタイプではなく、もちっとした感じのもので、こういうタイプの蕎麦も私は割りと好き。
田舎蕎麦にふくよかさが加わった感じ。
もちもちじゃなくて、「もちっ」という感じ。

でも、食べ進むうちに蕎麦の風味がたっぷりになっていきこれはなかなか満足♪


つゆは、ほのかに甘みを含んだような、おいしい出汁の辛口より。
これが、この蕎麦との相性がよく、さらに蕎麦の旨味を出している。

蕎麦湯はナチュラル。
ちょっとぬるめだったけど、つゆを薄めて頂くと、つゆがおいしい。。

このお店も、1人で、あるいは二人くらいで憩うのにいいお店だな。。
なんて思って、席を立ちつつ、主人に「どのくらいで打っているのか」と尋ねると、ちょっとした蕎麦談義に･･

今の時期は、常陸と石川のブレンドで二八で打っているとのこと。蕎麦は単品で挽くより、ブレンドすることに、蕎麦打ちとしてのセンスがある･･などなど。。

来月あたりから、北海道の蕎麦も来るらしいし、
是非、週末限定の粗挽きや、変わりそばも食べに来て見てください。と････。

ナイスグレーの素敵な店主。蕎麦をこよなく愛しているのが伝わり･･･、
是非、是非又食べにきますね･･･

でも･･･、ほんと、阿佐ヶ谷も蕎麦が濃いなぁ。。うらやましぃ。。

さあて、今日も、「うさぎや」さんに寄っちゃおう♪

＊お品書き
せいろ 800円、粗挽き 1,250円、二色 1,250円（土日祝限定）
ちけとろ 1,200円、つけ鴨 1,550円、天せいろ 1,580円、ぶっかけ 1,260円
花まき 950円、にしん 1,250円、鴨南蛮 1,580円、天ぷら 1,600円、

蕎麦味噌 530円、蕎麦がき 950円、出汁まき卵 730円、穴子白焼き 1,500円
鴨わさ 530円、鴨つくね 650円、江戸前天だね（キス、メゴチ、穴子） 850円

〆張鶴、久保田、東北泉、王禄、斬九郎など　650円～



蕎麦　すが原

杉並区阿佐谷北1-4-11 03-3310-4147
12:00～15:00 / 18:00～21:00
水曜定休

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