もう一つの目的、しおん様に教えて頂いた大和村にあるという蕎麦屋「砥草庵」にも早速行って見たかったし。。このあたりには、これと言ったお蕎麦屋さんがあまりなくて、いつも「ほうとう」になっちゃっていたから、期待しつつ。。
大月ICで降りて、笹子トンネルを越えてすぐあたりの道を、右に折れ、ほどなく行った所に、道沿いにすっと建っているお店。
古いどっしりとした
田舎の民家の建物がいい感じ。。
庭には、池もあり、
色とりどりの花も咲いている。
~蕎麦街道~「砥草庵」
うんうん・・なんだかいい感じ♪
重厚なドアを開けると、とても広い空間。。イロリ、贅沢に使ったテーブル、小上がり。。
上を見上げると、太い梁が幾重にも組まれた、高い高い天井・・・。
素敵な明かりと共に、ゆったりとプロペラが回っている。。
座っているだけでゆったりした気分に。。
お品書きを広げると、まず「そば切り」のいわれが。
日本蕎麦の最初は「そば切り」と呼ばれていて、ここ甲斐大和がその発祥の土地だという。
蕎麦は、普通の「せいろ」と
十割で打った「特せいろ」の二つ。
ともに、戸隠産の蕎麦で打っているらしい。
そして、彼の頼んだ「せいろ」大盛。
丸い笊に、こんもり盛られた、薄いグレーの細切りの蕎麦。
わたしは、限定20食の十割そばの「特せいろ」
四角のせいろに盛られて、こちらも薄いグレーの細切りの蕎麦。
更科系のような蕎麦で、みずみずしくおいしそう。
口に含むと、やさしい感じの蕎麦。
もう少しコシがあると、もっと楽しい感じだけど、喉越しはよく、ほのかだけど、清々しい青っぽい感じの香りもするような。。。
せいろと食べ比べたけど、あまり差はない・・・??
つゆは、甘さを控えた、鰹の風味のいい辛口のもの。これは、おいしく蕎麦との相性もいい。
このあたりで食べたお蕎麦の中では一番おいしいかも。。
ちょっと、ぷつんと口の中で切れてしまう感じの蕎麦で、コシがほんのちょっと強かったら、言うことないんだけどな。。
蕎麦湯は、白濁したものでつゆと相まっておいしい。
椎茸蕎麦とか、舞茸蕎麦なんてのもあって、これも食べてみたいな。
秋の頃には、取れたてのキノコなのかも。。
写真をクリックすると大きくなります
でも、渋滞を抜けて、ほおっと気持ち安らぐことのできるいいお店。。
こういう店って旅すがらとてもうれしい・・・。
さあて、勝沼を抜けて、三富まで温泉へ~・・・。
蕎麦街道 砥草庵
山梨県東山梨郡大和村田野243-1 05553-48-2414
11:30~19:00 水曜休
駐車場2台ほど。
おまけ・・・
鼓川温泉
東山梨郡牧丘町牧平 0553-35-4611 毎週木曜日
一般3時間 500円 アルカリ性単純泉
ぬるめのお湯で、源泉100%掛け流し。自然の中でリラックスできる露天風呂がお気に入り♪
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