インターを下りて、鬼怒川にかかる滝下橋の手前の、細い道を入って川に下りて行くように進むと、なんとも禅味のある門が見える。

んーっ

柏のお店も、エントランスにとても気をつかってあると書いてあったけど、ここもそれと同じなんだろう。入り口までの空間までが、なんともいえない。
門をくぐると、竹がところどころに配された、前庭のようなものがあって、そこから、入り口までの廊下がある。
これだけで、なんだか既にいい気分になってくるような
重厚な感じのドアを引いて入ると、これまた落ち着いたしっとりした空間・・・。大きく開かれた窓の横に、ゆったりとした木のテーブルが、4つ並んでいて、どこからもこの鬼怒川沿いの景色が眺められる。。
座っただけで、すでに憩えてしまいそう・・・。
なんとも静かで、しかも自然と一体化した空気がなんともいえない。それぞれの季節に、この客室の感じも変わっていくんだろうなぁ。。。
冷たい麦茶が出され、お品書きを見ると、「高い」というイメージがある「竹やぶ」だけど、ここはそうでもない感じ。。
「納豆そば」なんてあるところが、やっぱり茨城かなぁ、などと思いつつ・・・・
「限定20食 手挽き田舎そば」 を、迷わず頼む。
ほんのり緑がかかったような、粗挽きの細切りの蕎麦。
贅沢なほどに蕎麦の粒が散りばめられ、輝いている。
口に含むと、ほどよいコシと共に、独特の蕎麦のざらつき感が舌をかすめて心地いい。ふわ~と蕎麦の香りが広がる。おいしい・・・
「千寿竹やぶ」の、田舎よりはやや太めな印象で、又違った蕎麦になってる。。
こっちの方が、より「田舎」というか素朴な感じの蕎麦。
薬味は、ねぎと大根おろし。
つゆは、辛くも甘くもなく、まろやかな出汁の香りが漂い、蕎麦とのバランスも絶品。。
で、こっちが彼の頼んだ「せいろそば」。
グレーの細切りの蕎麦。
ちょっとつまませてもらったけど、こっちのコシもしっかりとして、喉越しがいい。でもって、蕎麦の風味も豊か。。どっちもいいなぁ。。
彼は、もう一枚「汁なしせいろ」を追加。。
頃合を持って、大きな黒い湯桶で出された蕎麦湯がこれまたとろっとろ
なめらかでいて、濃厚なポタージュで、すごいおいしい。
いつまでも熱々のままで、しかも、こんなにたっぷりと出されるのは珍しい。おかわりしなくても、二人で満喫
んー、これはよかった・・・。
茨城という土地がらからすれば、少なめだけど、都心だったら普通くらいだし。何より、この空間さえも、いい気分を味わえるというもの。。
最後の最後まで丁寧な応対もうれしく、車でなかったら、一杯やりたいところ・・・。
ん~、今度は秋の紅葉あたりにでも来てみたいなぁ。。
さーて、次は、温泉っ
*お品書き
せいろ 750円、田舎せいろ 850円、とろろ 1,070円、納豆そば 1,070円、
鴨つくねそば 1,360円、天せいろ 2,100円、鴨せいろ 2,100円
山かけそば 1,070円、にしんそば 1,580円、汁なしせいろ 630円
板わさ 530円、焼き味噌 530円、玉子焼き 530円、にしん 840円
天狗舞山廃 / 菊姫山廃(1合) 1,050円
鬼怒川 竹やぶ
茨城県守谷市板戸井1917-1 ℡0297-46-0088
11:30-14:30 17:00-19:30 月曜休
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ん~・・・
想像しただけでもうっとりしてしまいそうな、記憶。
こちらの風景はいいですよね♪
そろそろ又、行きたくなってしまいました。
(公共の)お風呂にはいれるようになったら、又、絹の湯と合わせて行きたいです。
ご高名とこのブログはヤフーの掲示板で知りました
この店に行ったら必ず座敷で食したいと思っています。丸窓からの鬼怒川を眺めながらの蕎麦は本当に心がいやされます
そうそう、ここだと「さて!行くぞ」と気合を入れなくてもすっと入って憩える雰囲気があるのがいいですよね♪。今、紅葉の時期も楽しみにしてるんです。
でも、昨日の大雨は大丈夫だったかしら。。
(ここの近くの「絹の湯」もお勧めです~)
中でも鬼怒川がちょっと気になる。でも 「栃木じゃ遠いしな」 ・・・「ん!守谷!?1時間はかからないな」 で出掛けてきました。
良い意味での 「柏竹やぶのディフュージョン版」 。 どうも柏へ行くと 昼ならちょっとおまかせ に鍋を付けてもらったりで、あれもこれものてんこ盛り状態になってしまう。
鬼怒川はふらっと寄って、美味しい蕎麦をツツッーと吸って、「さっ、帰ろう」 という軽さがとても素敵でした。
もちろん確かに竹やぶの蕎麦でしたし、お値段もそこそこ。デザートの水菓子も甘すぎずとても美味しかった。
また行こうと言うより、また寄って見ようと思える良いお店でした。
だだ、オシャレな色合いの壁に真っ白なコピー用紙に書いた「臨時休業のお知らせ」を粘着テープで直貼りするのはいかさなかったな。
わたし、卵に目がないので、又行って食べてみなくちゃ。
ここは、蕎麦も、そして何より雰囲気が抜群にいいですね~・・・・。毎月行けるなんてうらやましいです。。
蕎麦が好きでたどって来たら
ここへ到着しました。
竹やぶさん大好きで毎月いってます。
お蕎麦はもちろんですが、
卵焼きも美味しいんですよね!
秋の日はつるべ落とし。。そして、わたしも酔いに落ちてしまうんでしょうね~・・・。それも、又おかし。。
私見ですが「○○竹やぶ」と名のつく中では一番私の好みです、あそこのお蕎麦。お酒は・・・・
日の落ちる時間が早まった秋口に、黄昏時に行かれると、もっと堪能出来ると思います。暮れ馴染んで行く空の色、川面に映る日の影・・・ 川面に映る夕日を、時の移ろいを楽しむ私は、yukaさんは・・・ただの酔っぱらい状況は必死です
行って見て、よかったです~。
鬼怒川のほとりの眺めが、又、なんとも言えず・・おだやか~な時間が流れてるお店です。
それにしてもこの手挽きそばのつややかさ・・・うーん。
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