昼丁度の店内は、まだ先客一組のみ。
すぐに出てきて下さるお父様に案内され、2人かけのテーブル席に腰を下ろす。



ここで出されるのは「韃靼そば茶」。
鮮やかな緑色のお茶は、香ばしく、ほlぉっと体を温めてくれる

揚げ蕎麦はなくなっちゃったんだなあ、などと思いながら、
あれこれ吟味し、品書きを眺めていたが…、



壁の貼り紙の、「冬季限定」の「きのこみぞれそば」に心惹かれる。

確か、以前にもこれを食べて美味しかったんだ、と私はこれに決め、
彼は、「鳥南蛮」にしたようで、早速注文～。



程なくして出された「きのこみぞれそば」は、きのこがたっぷり表面を覆う。



「みぞれ」の名の通り、汁には大根おろしがざっくりと盛り込まれた熱々の汁。
まずは、鰹の香りがぷ～んと漂う汁を口に含むと…

ん？、前に食べた時よりも、かなり濃い目なような…。
大根おろしのざっくりとした感触に優しさは美味しいけど、
私にはかなりしょっぱめで、以前のようなもう少し、優しく上品な汁がいいなあ。



と、感じながらも中の蕎麦を手繰り上げると、角の立った端正な二八蕎麦。
熱々の汁の中でも、だれずにしっとりとした腰が心地いい。
ただ、汁が濃いために、ちょっと蕎麦の風味は分からないのが残念～。



一方彼の「地鶏南蛮そば」は、ふっくらとした鳥肉に太い葱が盛られてる。



ちょっと交換して食べてみる、「地鶏南蛮」の汁は、又違う。
鳥肉の出汁がよく染みわたり美味しいが、やっぱりちょっと濃い目かな。
今日はたまたまかな…。

とは言え、食べ終える頃には、汗も噴き出てくる程体もほかほか
いつの間にか、席は満席の大賑わい。

ご馳走様でした～

さて、ゆっくりと、「高濃度炭酸泉」に浸かって、腰痛を治さなくちゃ。

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