彼が休日出勤で出かけてしまったが、窓の外はいいお天気。
ちょっとポタリングでもしに行こうかな…と、外に出てみると、すごい風っ
とても自転車に乗れそうもないし、しかも又風が冷たい~。
そうだ、こんな日こそ、気になっていた吟さんの新メニューを頂こう 。
煽られながら辿り着くと、お店の暖簾もバタンバタンと勢いよく泳いでる。
小平 「手打そば 吟」
扉を開き入ると、さすがにこの強風からか、今日はお客さんが少なく静かな店内
一人、美味しそうに丼のお蕎麦を食べているお客さんを眺め、腰を下ろし…、
あったあった 、
前回訪れた時に是非頼んでみたいと思っていた「参燗酒」。
窯元さんにお願いして特別に作ってもらった、小ぶりの徳利で出すと聞き、
とても楽しみにしていた、燗酒三種。早速これをお願いし、
改めて、品書きを手にし開くと…
「牡蠣玉とうふ」に、「鰊炊き」、冬らしい美味しそうなお料理が並んでる。
どれを頼もうかなあ、などとめくっていると、
丁寧に銘柄が手書きされ、小さめの徳利が三つの「参燗酒」が出される。
「秋鹿」純米吟醸にごりに、「諏訪泉」純米吟醸2年もの、「鶴齢」特別純米。
そして、充てに出されたのは、豆腐の味噌漬け。
これが、また~りとして、まろやか。
チーズよりも美味しいかもっ、と思ってしまう豆腐の味噌漬け。
これで、三様の違いを楽しんでいると、ご主人が顔を出して下さる。
お酒の感想に、徳利についてお話しすると…
「いや…、この徳利だと、ちょっと面白みがないかなあと思って…」
と、今京都の陶芸作家さんに頼んで、新たに徳利を作ってもらっているそう。
ご主人のこだわりをうれしくお聞きし、それも又楽しみ 。
と、それからお酒の話にまで移り、お料理を頼むのを忘れて、
猪口を運びながら、すっかり話込んでしまう。
渡邊さんの熱い情熱に、すっかり私も引き込まれたしばしの時間。
と、お客さんが一人いらっしゃり、私もそろそろお蕎麦を頂こう…
と、壁に書かれている「冬限定」の中から、「牡蠣そば」を。
程なくして出された、ぷっくりとした牡蠣が5つ並んだ「牡蠣蕎麦」。
片栗粉で薄くコーティングされた、艶やかな見事な牡蠣
まずは一つ、口に含むと、これが美味っしいぃぃぃ~
ぷりぷりの牡蠣は、かぶりついたとたんに染み出る牡蠣のエキス。
臭みも全くなく、ジュージーなこの味わいに、もううっとり。
すっきりとして出汁の利いた優しいかけ汁にも、牡蠣の旨みが沁みこみ、
これも美味しく何度も蓮華をすくい、口に運ぶ。
そして、中の蕎麦を手繰ると、熱い汁の中でも生き生きとした蕎麦。
この汁をまとった蕎麦が美味しく、もう夢中で、牡蠣に蕎麦にと食べてしまう。
すっかり汁まですべて飲みほしたら、満腹感に体もほかほかと暖まり、
大満足な、吟さんの「牡蠣そば」。
ご馳走様でした~
今日も、熱く語るご主人のお話に、なんだか心も癒され、
素敵な午後のひと時に。
京都の作家さんの徳利も、とっても楽しみ…
*お品書き
もりそば 800円、天せいろ 1,500円、鴨せいろ 1,400円、木の子せいろ 900円、
卵とじ 700円、あんかけ900円、霙そば 1,000円、納豆そば 1,000円、牡蠣そば 1.050円、牡蠣たまごとじ 1,180円、など
いか肝焼き 480円、山葵花芽の辛味大根和え 400円、帆立の醤油焼き 450円、豆腐のかき玉仕立て(大)800円、(小)500円、牡蠣と豆腐の小鍋 980円、など料理各種 300円~
風の森、開運、鶴齢、酔右衛門など720円~

「手打そば 吟」
東京都小平市美園町2-9-7
042-344-7732
11:00-15:00 / 18:00-21:00
月曜休 禁煙
駐車場2台
2009年 7月17日 「セロリ菜そば」
2008年11月30日 「牡蠣と豆腐の小鍋」、「牡蠣そば」に「きのこせいろ」
2008年 7月 2日 「参酒」に「烏賊ワタ焼き」、「霙そば」
2008年 1月26日 「牡蠣そば」「玉子とじそば」
2007年 9月25日 「天麩羅」に「出汁巻き玉子」〆「玉子とじそば」
2007年 1月20日 「牡蠣とじそば」
2006年11月 6日 「豆腐と小柱のかき玉鍋」、「帆立の醤油焼き」「きのこせいろ」
2006年 8月23日 「天せいろ」
2006年 4月 5日 「玉子とじそば」
2005年 8月21日 初めての訪問 「せいろそば」
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夕方も結構混んだりするようなのですが、特に、やはりお彼岸の時はどうしても混んでしまうみたいです。
ちなみに、平日は昼夜どちらもゆっくりとできるんですが…(^^;
こちらでこの牡蠣蕎麦
片栗粉のプルプル衣をまとった牡蠣は
実に美味しいですよね。
相変わらず混んでいて 待合と
席についてもひたすらの待ち時間。
隣のお客さんの温かいつけ汁の香りが空腹にしみました。
(きのこだったかな?)
別のお客さんのフンワリ卵たっぷりのカキ玉蕎麦も美味しそうだった。
蕎麦までの時間つぶしにと思った
「あえずの三品」(とりあえずってことかな?)
蕎麦味噌、ワサビ漬、豆腐の麹漬は 結局
入店・オーダーの順番どおりに蕎麦とともに来たけれど
特に豆腐の麹漬が美味しかったです。
墓掃除さえなければこれで飲んだのにー
まだ来た事は無いけれど 夕方の方が飲むには良いのかな?
三燗酒の徳利は同じものでした?
ご主人、燗酒の旨みを研究していて、これは夏でもあるそうです(^^)
いいなー、牡蠣豆腐の玉子とじ、これも食べてみたくて。
中井での乗り過ごしなぁんて、軽い軽い♪(^^;
各所 桜はきれいでしたがちょっと空気冷たし。
追加で多摩湖自転車道(ここも桜みごと)を
「燗酒」めざしひた歩く。
店内 壁に貼られていた季節メニューが一枚も無く すっきり。
あれ? と思ったんですが ちゃんと卓上のメニューには
「参燗酒」も 終了間近と追記されたの「牡蠣」メニューも
ありホッとしました。
あつあつの「牡蠣豆腐玉とじ」が美味しかった。
帰りの西武線は中井乗換えを寝過ごしてしまった・・・・
…という私も12月半ばに(^^;
やっと、ちょっと伸びてきて首辺りがすうすうしなくなりました。
それはそうと、そうなんです、吟さんって本当にCP良すぎ。盛りがいいんですよね♪
参燗酒、楽しまれたようで私もうれしいです。
新たな、京都の作家さんの徳利も楽しみで…
牡蠣、ぷりっぷりでしたでしょ(^^)。
いつか、えんじゅ様にもお会いできそうな気がしている、今日この頃です。
小平行きは挫折
晴天の今日、日曜日
お昼は 「牡蠣卵とじ蕎麦」と心を決め家出。
もちろん 席についての開口いちばんは「参燗酒」
つまみは その「参燗酒」の裏に書かれていた 「きのこ一塩酒焼」
これ 地味に焼ききのこが数本でてくるのかと思っていたら
数種のきのこが 太長ネギと共に皿にたっぷり・・・・
レモンでも 七味でも しょうゆでもグッド
昼時に 1時間半も粘ってしまった・・・
廻りのお客さんの中にここに書き込み発言されている方が
いるのかな?なんて想像してしまいました。 ああ大満足
(そのあと 簡単に墓掃除、水つめたし・・・)
私には、次の日も、吉祥寺まで行く勇気はなかったかも・・・。
さすが、DWさんです♪
それは、そう、と…
お墓参り、行きましょう~(^o^)丿
汁、飲みほしても、塩分、大丈夫だと思います♪
erがつくのは、後…
急いでっ、急いでっ(笑)
でも、でも、でも~~
ほんっとに美味しい、牡蠣でした(^^;
(あ、追い打ち?)。
機会あったら、本当に食べて頂きたいです!
あの風でチャリは厳しいです・・・
今週末くらいにはなんとかしないと
シーズンが終わってしまう
あ~吟san行ってみたい!
でも遠い!
写真だけじゃ生殺しです~。
夏でも続けていくそうですが、
寒いこの時期に頂くのが、またよくて…
牡蠣のあるうちに是非(^^)
いらしてくださったら、よかったのに~。
ご主人も含めて、一緒に燗酒三昧で、お話できたのに、と思うと残念です。。
でも、虫(私?)の知らせだったのかしら(^^)
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