階段を上り、ガラス扉を開くと、広々とした和モダンの素敵な空間。
すぐに顔を出して下さる案内係のお姉さんに誘導され、席に着く。

「蕎麦屋」というよりは、「蕎麦ダイニング」
ちょっとシックなカジュアル和食のお店という雰囲気の中、
ゆっくりとお昼を楽しんでいる様子のお客さんが何組か。

すぐに出されたお茶を頂き、「せいろ」をさっと手繰っていこうと思ったが、
中に「蕎麦稲荷」のセットがあり、それもちょっと食べてみたくて…
蕎麦稲荷が二つ付く、「蕎麦稲荷セット」を注文。



頼むとすぐ、まずは生山葵が卸し金と出される。



待ちながら摺っていたら、こんなに摺っちゃったっっ。
山葵の香りがぷ～ん…、食欲を掻き立てらていると、程なく「稲荷セット」が目の前に。



結構大きめの稲荷が二つ、お皿に盛られ、
その後ろには、長方形の蒸篭に、相変わらず川の字に盛りつけられた「せいろそば」。
もうちょっと、盛りつけが美しいといいんだけどなぁ～…



まずは、お蕎麦から、と丸抜きの蕎麦の粒が浮く艶やかな蕎麦を手繰り上げると、
強くはないが、きちんと感じられる蕎麦の香り。



口に含むと…、ざらつき感は思ったよりなく、つるりとした表面。
粗挽きの感じなど、いいのだが、今日はたまたまだろうか、
やや茹で過ぎ気味で、締りがなくどよんっとしている感じも。

水切れの悪さも気になり、以前はもっと美味しかったのになぁ、とちょっと残念…。



気を取り直して、「蕎麦稲荷」。
かぶりつくと、蕎麦と一緒にひじきや煮物が一緒に入っていて、これは美味しい。
しっとりジューシーに炊かれたお揚げも美味しく、
ん？なんだか…、
盛られているお蕎麦よりも、この中のお蕎麦の方が美味しいような…（＾＾；。

すっかり食べ終わり、予め出されていた蕎麦湯は、これも残念ぬるく、
「温かいの頂けますか？」
とお願いすると、心地よく取り変えて下さったのは、うれしいな。

と、熱々の蕎麦湯をたっぷりと頂いたら、さすがにお腹いっぱい。

ご馳走様でした～

石臼粗挽き 本格手打そば　「大庵」

新宿区新宿3-36-6 大安ビル2F　　　
03-3352-5113
火～土　11:30～14:30 / 月～土17:00～23:30 　
日・祝　12:00～15:00 / 16:30～22:30
年中無休　
お店のＨＰ　品書きなど

2008年　3月　6日　「せいろとミニ親子丼セット」
2007年　5月16日　「掻き揚げ天麩羅」を天先で、「せいろそば」
2005年11月　4日　「せいろそば」

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