午前中に先生宅に伺い、今日も打ち合わせ。
あれこれと済ませ、自転車を飛ばしていたら、もう汗ダク~…
冷んやりとしてすっきりとしたお蕎麦を食べたい、と、去年頂いた「冷かけ」を思い出し…
一挙に、久米川まで足を延ばし、ご無沙汰していた「玄治」さんへ
久米川南口、モザイク通り沿い。
商店街の中に溶け込むように佇む、すっと暖簾が靡く、上品な佇まい。
久米川 「手繰りや 玄冶」
お店に近づくと…、
おっ♪ ここも又「新そば」の文字。群馬赤城の新蕎麦とのこと。
昼時をはずした時分は、混雑を終えたゆったりとした空気。
テーブル席2卓に、小上がりがふたつの小さなお店ならではの、ほのぼのとした心地のいい空気が流れてる。
「いらっしゃいませ (^^)」
和やかな微笑みで迎えて下さる女将さんの笑顔がうれしく、テーブル席に腰を下ろす。
すぐに出された冷たい水をくぅ~っと頂き、置かれた品書きを吟味。
これで仰げるのもうれしいなぁ、とうちわに書かれた季節の品書き。
一度こちらの、「肉汁」も食べてみたいのだが、今日のお目当ての蕎麦は…と、
あったあった、去年頂いてとっても美味しかった、「冷かけそば」
すぐにそれをお願いしようと思いつつ…
定番の品書きの「手挽きせいろ(十割田舎)」がやっぱり気になる。
冷かけでできるかとお聞きすると、にっこりと出来るとおっしゃって下さり…、
冷かけを手挽きでお願いする事に。
待つ間に、ふと見上げた壁に掛ったお料理のお品書き。
どれもとっても美味しそうで、又ゆっくりと来たいな~…
などと思いながら眺めていると、程なくして目の前に「冷かけそば」が置かれる。

そうそう、これこれっ

澄んだ美しい冷かけ汁に、たっぷり盛られたかき氷。

出汁汁を凍らせ砕いた氷は宝石のように輝き、盛られた様は、目にも涼しげ。
まずは、蓮華ですくいこの汁を頂くと、これが美味し~い…

汗をかいた体にうれしい、キンっと冷えたかけ汁。
きつくなりそうな汁だが、それがとても柔らかく、出汁の奥深い味わいがじわ~っと体に染みていくよう。
時折、崩しながら氷と一緒に口に運ぶのも、またひとつの楽しみ。

しばし汁に堪能し、その下に横たわる蕎麦は、蕎麦の欠片が豪華に散る繊細な粗挽き。
限定30色、ご主人が石臼で手挽きされたその穀物の姿が現れている。

ざっくりと切られた角の蕎麦はぴんっとりりしく、口に含むとしっかりとした腰加減。
冷たい汁の中で、さらに絞まった感じの心地のいい弾力感があり、かみ締め飲み込む瞬間に、ざらりとかすかに掠めるざらつき感。
これがたまらない…!
いかにも、蕎麦を食べているというのを感じさせ、噛み締めると汁に浸されても尚感じる、若々しいような蕎麦の風味。
美味しいな~…

と、崩し崩し、するすると止まらず頂いてしまう。
すっかり汁まで飲み干してしまったら、大満足で、体もひんやり~。
「冷たいものの後だから…、暖かいお茶お持ちしましょうか」
とおっしゃってくださる心遣いもうれしく、お茶を頂きながら一心地。
季節折々のお蕎麦があるのはやっぱり楽しく、今度は、「すだち蕎麦」か…
「鬼おろしそば」も頂いてみようかな

ご馳走さまでした~

始められて1年ちょっと、ご主人のお蕎麦、ますます美味しくなったなぁ~

*お品書き
せいろ、手挽きせいろ 600円、のりかけ、めかぶ 800円、とろろ 900円、二枚重ね 800円、二色 900円、野菜天せいろ 900円、海老天せいろ 1,200円、ひやかけ 700円、夏野菜のエビサラダそば 1,000円、すだちそば 1,000円、豚しゃぶサラダうどん 1,000円など
玉子焼き 400円、めかぶとろろ 600円、そばがき 800円など
浦霞、越州、緑川 500円~600円
夏休みなし♪

「手繰りや 玄治」
東村山市栄町2-38-2
042-398-5833
11:00~21:30
11:00~15:00(月曜)
火曜日定休 禁煙
2008年 8月 8日 「自家製さつま揚げ」に「冷かけそば」
2008年 3月 7日 「海老しんじょう」に、「鴨ロース付き鴨せいろ」
2008年 1月29日 豪華っ「野菜天せいろ」
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今年の夏新は、香り風味共に豊かだと印象を受けているんです。
ただ、本御所の新蕎麦が、この気候でどうなるか…、それが心配なところ。
このかき氷冷かけ、これはいいアイデアですよね♪
蕎麦も、手挽きの粗挽きで、
はい(^^)、見た目以上に食べたら美味しい蕎麦でした。
エノケン様も素敵なお写真に素敵なブログ…。
早速お気に入りに入れさせて頂きます♪
(今年又もう一度…、西に行きたいと思っていて…)
やきとり君のブログから何気なく訪れると、「新蕎麦」を発見。
かき氷とはなんと斬新・・・
でも、黒ポチがあって星があって、美味しそうなお蕎麦ですね。
少し前、奈良のお蕎麦屋さんで初めて夏蕎麦をいただきました。茨城産だったようです。甘くて美味しかった。
夏蕎麦は香りや味ががどうのこうのというのを聞いていたのですが、なかなかのお味でしたので。。。。ついついお邪魔でした。
「せいろ」、久しく頂いていないので、今度は頂いてみようかしらん~。
25年もの(それでも十分すごいです^^;)
真秀さんは召し上がったんですね♪
じゃっ(^^)。今度、私も女将さんに頼んでみます。
2名でせいろと手引きせいろを分けていただきましたが、
夏蕎麦は、香りが薄いかと思いきや
なかなかの香り立ち。
最初の香りが華やかな、「せいろ」、
後口の香りが豊かな「手挽き」両方堪能しました。
一点訂正です。
蕎麦焼酎の「30年物」は、間違いでした。
25年もの(正確には、27年もの)です。
頼めば普通に出していただけますよ。
お値段も700円か800円、ぐらいだったと思います。
当たりがよく美味しかったですよ。
去年の夏にもあって、とても楽しみにしていたんです。
出汁汁のかき氷、これはたまらな~いです(^^)。
手挽きの蕎麦も、さらに粗挽き感が増し、美味しいかったですよ~♪
だったら、今週くらいから新蕎麦になったのかしら(^^)。
本当に、又今年もこれが食べたいな~っとずっと思っていたので、満喫しちゃいました♪
鬼おろし…
私もお聞きしたら、かな~り辛いと言うので、ちょっと躊躇しちゃったんです。
30年ものの焼酎…
真秀さん、試してみてくださいよ~(^^;
今回は蕎麦前できなかったので、次は…♪
ミソは、氷ではなく、出汁を凍らせるところですよ♪
汗かいても、こんなお蕎麦が食べられると思ったら、ちょっとうれしいですよね。
そういえば、まがりさんは、夏ならガンガン照って欲しい、って去年もおっしゃってましたよね(^_-)
それは、兎も角。
こちらのカキ氷式のひやかけは、嬉しいですよね。
かなり味の調整に苦労されたとか。
鬼おろし蕎麦、食べてみたいのですが、
大根おろし割と苦手なので思案中です。
ところで、打ち場の窓に置かれている蕎麦焼酎は、もう飲まれましたか?
30年ものだそうですよ。
食欲の落ちる気候にぴったり、、これなら簡単に自宅で作れそう!
天気はすっきりしないのに
暑い日が続くので
そんなじんめりした気分も晴れそうですな
日が照ってないと確かに楽だけど
やはり夏は「カッ!」っと来ないとなぁ
汗だくで歩き回って冷たいお蕎麦
いいですな
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