ので、久しぶりに中休みのない「緒狩野」へ。
昼時に通ると、いつも車がびっしりと入っているけど、さすがに3時になろうとする時間、今日はすんなりと・・・。
地元に密着した老舗のお店の貫禄ある佇まい。
三鷹 「御狩野」
旅館の仲居さんのように、揃って着物姿の花番さんに通され、窓際の席へ・・・。
出された品書きは、定番の写真入りの物と、それに挟まれた季節のお蕎麦。
一通り眺めながら、「天まぜうどん」の、半熟卵の天麩羅、海老、牛蒡・・・に、ひどく惹かれ、これを十割で作ってもらえないかお聞きすると、
「それはちょっと・・・」
との事なので・・・
やっぱり、「生粉打 田舎せいろ」をお願いすることに。
しばしして出された、笊に盛られた「田舎そば」は、エッジの鋭く立つ、やや黒めの挽きぐるみ。
同時に、彼の「冷山菜うどん」も、どっしりとした器に盛られて出される。
久しぶりのこちらの蕎麦。
手繰り顔を寄せると、だだ茶豆とは又違う、穀物の深みのある甘いような香りが立つ。
口に含むと、むっちりとした穀物感たっぷりの腰加減。
もちもちというよりは、どこか粘りのようなものを感じる、むちむちとした歯ごたえで、これがなんだか面白く、噛み締めると濃い甘みが広がってくる。
うんうん、美味しいではないのっ・・・
以前から手打ちではあったが、又一段と美味しくなっている蕎麦に大満足で、ほんのり甘めの鰹の風味の汁に浸し、一気に頂いてしまう。
途中で、彼のうどんも一本吟味してみると・・・、
透明感のある、つるりとして腰のあるうどんでこれも美味しい。
汁も、蕎麦汁とは変え、関西風の色の薄いうどん汁で、上品な味わい。
山菜以外に、錦糸玉子、揚げ玉、茎若布に、天盛りされた茗荷に胡瓜がたっぷりと乗っていて、食べ応えもありそう。
と、まだちょっとぎこちない空気が(我々の間に)漂いながらも、満足な遅昼ごはんにちょっと解凍し始め・・・
一見するとファミレスのような、大型のお店だけれど、きちんとしっかり、美味しい蕎麦が食べられるのはうれしい限り。
もう少し涼しくなったら・・・、
気になった、(当店人気。トマトの酸味のきいた牛挽肉を煮込んだ自家製カレーお漬け汁)との、「カレーせいろそば」を、食べてみようっと
*生粉打田舎そば 800円、冷山菜うどん 1,050円
「御狩野そば店」
三鷹市大沢6-3-25
0422-31-9367
11:00~21:30
月曜日 P多数
これまでの訪問
- 関連記事
-
- 三鷹 「御狩野」 (2009/05/10)
- 三鷹 「なか川」 残念な事に閉店 (2009/04/15)
- 三鷹 「宗柳」 そぼろランチ (2009/04/07)
- 三鷹 「宗柳」 (2009/02/10)
- 三鷹 「きびや」 平日夜しばしお休み (2009/01/26)
- 三鷹 「御狩野」 (2008/11/03)
- 三鷹 「きびや」 営業時間変更 (2008/10/06)
- 三鷹 「御狩野」 (2008/08/31)
- 三鷹 「傍八」 残念な事に閉店 (2008/05/21)
- 三鷹 「きびや」 検証結果・・・ (2008/05/19)
- 三鷹 「きびや」 心奪われる手挽きの粗挽き・・・ (2008/03/13)
- 三鷹 「ゆきむら」 ・・・惜しむらく閉店されました。 (2008/01/16)
- 三鷹 「きびや」 (2007/12/18)
- 三鷹 「きびや」 (2007/09/25)
- 三鷹 「きびや」 (2007/07/26)
→ yuka (03/19)
→ yuka (03/19)
→ sherbetsST (03/18)
→ 森のたぬき (03/01)
→ yuka (02/24)