日が暮れてもまだまだ、生ぬるい風が吹く夏の宵。
まずはビールで乾杯~と、喉を潤し、お酒に詳しい友人の「まずは、これ」とのチョイスで、すぐに「山形正宗」切り替り変えて。
しっかりとして味わい深いお酒を、ゆっくり味わいながら・・・、
本日のお品書きを見ると、又今日も違ったメニューが並んでる
こういうのって、来るたびにわくわくするような楽しみがあって、うれしいな
その中からお願いしたお料理は・・・
胡瓜に蒟蒻を持ってくる、この発想がすごい、「胡瓜と蒟蒻の紫蘇昆布和え」。
が、これがなかなかイケル組み合わせ。玉蒟蒻の食感と、しゃきしゃきとした胡瓜との対比がおもしろい。紫蘇の風味の昆布がそれをうまく調味している。
さらに「焼きアスパラと鮭フレーク」。
炒めた鮭が香ばしく、アスパラと絡め頂くと、これが美味しい。
鮭フレークがこんな形になるとは、これも新たな発見 。
これはかな~り気に入ってしまった一品。
明太子の文字に反応して、すぐに頼んでしまった「明太子とザーサイの冷奴」。
かわいらしく並べ飾りつけられた冷奴。この組み合わせ、まずいわけがなーい
と、お料理を楽しみながら、「大那」、「湧水の酒」、「天青」とお変わりして頂いていると・・・、
いつしか席は満席に。
都心真ん中の、しかもお盆の日にも関わらず、お客さんが次々といらっしゃる。
すっか~り人気のお店なんだなぁ、としみじみ思わせる。
それでいて、忙しいであろうにも係らず、ご主人は笑みをたやさず仕事をなされてる。この仕事を楽しんでやられている、余裕のようなものさえ感じられ、見ていても気持ちがいい。
新たに加わった素敵な花番さんの存在も大きいよう。
そして、最後にやっぱり食べておきたくて頼んだ定番、「カブの茎味噌チーズ」。
ほぼ大抵のお客さんがこれを頼んでいる人気の一品。
この絶妙なソースがたまらなく、それをあわせた蕪がなんとも美味しい。
お酒にお料理に・・・、
そして、楽しい会話にすっかり満足な気持ちになりながら、〆のお蕎麦は、「葱汁せいろ」。
笊に盛られた蕎麦は、変わらず丹精な細切り。
顔を寄せると、ふくよかな温かみのある柔らかい香りがふわりと立つ。
手繰り口に含むと、しっとりとした心地のいい腰。かみ締めると、香ばしさを含んだ甘みが広がるもので、しみじみと感じてくる美味しさ。
そのままの蕎麦で楽しんだ後に、この葱汁で。
こちらのもり汁の美味しさ同様、この葱汁の味がとてもいい。
蕎麦を殺さずに、さらに味わいを強めるようなしっかりとしていて、すっきりとした葱汁。中のしゃきしゃきとした葱に、とろりとした葱の二つのバランスも楽しく、するすると手繰ってしまう。
ん~今日も大満足
最後に、やさしく白濁した蕎麦湯を注ぎいれ、ゆっくりと頂くと、飲んだ体がすぅ~っと静まっていくよう。
ごちそう様でした~
ご主人とゆっくりお話できなかったのは、残念だけど・・・、
又、ぜひ伺って・・、今度は、念願の田舎を頂きたいな
「蕎麦 案山子」
港区芝2-12-9
03-6272-4416
11:15~14:00 / 17:15~21:00
(日曜)12:00~15:00
土曜祝日定休 禁煙
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