

駅からほんのすぐそばなのに、ここまで歩いてくるだけで、汗が出てしまう暑さの中、緑に囲まれたお店にほっと・・・
矢川 「十割蕎麦 素朴庵」
まずは、やっぱ~りビールで乾杯~
暑い夏に飲む、このジョッキの生は
又格別・・・。
そして、お通しの定番の「素朴煮」は、今日は涼しげにガラスの器で。
中に枝豆が入った季節感溢れる施し。
それに、見目も美しく盛られた「自家製ぬか漬け」。
ゴーヤ、人参、蕪、茄子、胡瓜、山芋と豊富な種類の漬物は、どれもが美味しい。
それに・・・、とろりと揚げられらた「茄子の揚げ煮」。
ほんのり甘めで、ジューシーな「出し巻き玉子」は、銘々に出して頂けるのがうれしい心遣い。
と、ビールから早速切り替えて・・・
ご主人のお許しを受けて、御仁のお一人が持ってきてくださった、(幻の)「森伊蔵」。
フルーティーで芳醇な香りが、すぅ~っとぬけるような、どこまでもまろやかな口当たり。
こ、こんな柔らかい焼酎、初めて。
お、美味しい~~っ
そして、大好きな「三河屋の冷奴」をお願いし(写真失念・・・)、
さらに「鳥レバの味噌漬け」も。
これが、とても美味しいとのこと。(私はちょっと苦手 )
そっと、奥様が出して下さった「蕎麦寿司」。ここの蕎麦寿司もとっても美味しい~。
さらに・・・、
まだ頼んだ事のなかった「サバの燻製」。
脂がじっとりと乗ったサバが、香ばしく焼かれ、口に含むとふわりと薫る薫香がオツな味わい。サバの旨さが凝縮され、これは旨いっ。
・・・と、美味しい焼酎にお料理を前にし、尽きる事のない蕎麦談義などなど。
楽しく濃厚な会話に、時間の立つのをすっかり忘れてしまいそう・・・。
暖簾を下ろしてご主人をも交えてのお話などもさせて頂き、そろそろお蕎麦をも。
お二方は、「もり」と「田舎」の二色を頼まれ、
私は、「半田舎」と、前回頂いた「山葵芋」がとてっも美味しくて、是非食べてみたいと思っていた「山かけ蕎麦」をハーフでお願いすることに。
まずは、素朴庵独特の、挽きぐるみで色の濃い、蕎麦の欠片がびっしりと覆う、「田舎蕎麦」。
手繰り寄せると、香りはやや穏やかめ。
さすがにこの時期だし・・・と、口に含みしっかりとした腰の蕎麦を噛み締めると・・・、
これが濃い!
穀物の香ばしい味わいが、深く豊かに広がってくる。
や、やはり、この蕎麦は、美味しい~・・・
と、満足な気持ちに浸っていると、念願の「山かけそば」も。
すっきりと澄んだ美しいかけ汁を、まずは頂く。
出汁がしっかりと感じられる、まろやかですっきりとした上品なかけ汁。
すぅ~っと体に染み入るような、柔らかく優しい汁は、やはり旨い。
しかも、ふわっふわの山かけもあるが、こちらのはとろとろ~っとした山かけ。
山芋が汁に溶けて一体になっているかのよう。
これが、かけ汁を一層まろやかにしたようで、しみじみと美味しい。
そして、中の蕎麦をと手繰ると、柔らかくとろりとした山芋が、程よく蕎麦に絡まってくる。
これを一緒に口に含むと、山芋の素朴な風味が蕎麦と合わさり、優しさとコクを感じらる。
これはいいな~
暖められた蕎麦も相変わらず美味しくて、すっかり汁まで頂いてしまう。ん~、大満足
最後には、もり汁にとろとろの蕎麦湯を注ぎいれ、これもたっぷりと頂き、余韻を噛み締めるひと時。
ちょこんっと出される、小さなそば饅頭はやっぱりうれしい。
これをゆっくり頂きながら、
楽しかったな~・・・と、しみじみ思う。
蕎麦を通じての人との触れ合い、
なんて幸せなことだろう~と・・・。。。
今日も又、ご馳走様でした~。
いつしか、すっかり、外も涼しい風が吹き始め・・・。
ぬか漬け盛り合わせ 420円、冷奴 315円、サバの燻製 600円、自家製鳥レバの味噌漬け 630円、出し巻き玉子 735円
二色そば、山かけそば 945円
*夏休み 8月4~6日 / 18~20日
「手打蕎麦 素朴庵」
東京都国立市谷保 6721-1
042-571-0019
10:00~15:00 / 17:00~20:00
月曜、第1,3火曜休
店内禁煙 Pあり これまでの訪問
- 関連記事
-
- 矢川 「かり庵」 (2009/02/25)
- 矢川 「素朴庵」 (2009/02/14)
- 矢川 「素朴庵」 (2008/12/26)
- 矢川 「志奈乃」 (2008/11/16)
- 谷保 「俊」 (2008/11/11)
- 矢川 「素朴庵」 (2008/10/31)
- 矢川 「志奈乃」 (2008/09/16)
- 矢川 「素朴庵」 山かけ蕎麦 (2008/07/25)
- 谷保 「きょうや」 (2008/06/14)
- 矢川 「素朴庵」 多摩の蕎麦を愛する皆さんと・・ (2008/04/25)
- 国立 「そば芳」 (2008/02/20)
- 矢川 「素朴庵」 新旧田舎蕎麦 (2007/10/12)
- 矢川 「素朴庵」 (2007/06/22)
- 谷保 「きょうや」 (2007/05/07)
- 矢川 「素朴庵」 (2007/04/09)
そっか、私も今度作ってみようかな(^^)
懐かしい
村祭りや運動会とか家族で参加するような
催しにはいつも重箱に蕎麦寿司が
今は、作る人が居ないので
幻の味になってしまった
まあ、実家のはこんな洒落た感じではなかったけど
まあやんさんも、卵とじ、山かけ、お好きみたいですもの、ね♪
ここの山かけもよかったです!
というか、ここの温蕎麦、私はほんっとに美味しくて・・。
田舎と一緒に、外せないメニューになってしまいました。
いきたいなあ。
ここのところ山かけついているようですね。食べたいなあ~
→ yuka (06/27)
→ yuka (06/27)
→ yuka (06/27)
→ yuka (06/27)
→ ひめはるぜみ (06/26)