しかも、空腹に寒さが染みてくる。
・・と、駅目の前に「蕎麦」の文字。
ど、どうなんだろう~・・・、とちょっと不安ながらも
看板の 「蕎麦由々」の文字が気を引く。
お店の前に出された品書きには・・
「牡蠣そば」もあるではないのっ。
手打ちらしいし、入ってみよう~
手打ちそば 「そば由々 森もと」
ビルの1階に細い入り口。赤い暖簾はちょっといい感じ・・。
どきどきしながら扉を開けると、ちょっと眩めの店内は、想像していたものと違った、ちょっとモダンな感じ? モダン・・というか、スタイリッシュな喫茶店になりきれなかった・・という感じで、ちょっと中途半端な感覚も覚える。黒めで作られた無機質っぽい店内で、「ケーキセット」とか、「ナポリタン」とかの品書きがあっても、驚かないかも、という雰囲気。
長いテーブルがどんっと真ん中に鎮座し、脇に4人がけのテーブル2卓、奥にもテーブル席が置かれてる。
先客は、地元の方と思われる二組。
ちょちょっとはずした・・・かな?と、不安に思いながらも、改めて品書きを眺めると、立派な蕎麦屋のメニューがずらり~と。
蕎麦の種類も結構あるなか、丼もの、そしてつまみのメニューがとても豊富。
とは言え、心は既に「牡蠣そば」。迷うことなくそれをお願いする。
母子での経営なのかな・・?どこか中途半端なようで、これはこれで、なんだかふうっと、落ち着くものがあるのは、店内にふわりと充満している、どこか暖かい家庭的な空気。
と、程なく、(実はあまり期待していなかったんだけど)目の前に置かれた「牡蠣蕎麦」にうっとり♪
美味しそう~
プリプリの牡蠣が5つ、放射線状にきれに盛り付けられ、柚子が天盛りにしつらわれている。
まずは、おつゆを・・。
と・・。お、美味っしぃ~っ 優しい出汁の利いた薄めの汁に、牡蠣の旨味がいっぱいに溶け込んでいる。この汁だけでも、満足しちゃうくらいの美味しい汁。そして、牡蠣は、絶妙な熱の入り具合で、とってもジューシー。ガブリとかぶりつくと、牡蠣エキスがじゅわっと。
んんん~・・。これ、「天ぬき」ならぬ、「牡蠣ぬき」を頂きたいくらい♪
お蕎麦は、あまり特徴はないが、普通に美味しい。
二八くらいかな?あまり手打ち感を感じられなかったけど、もし今度来ることがあったら、「もり」を試してからかな~。
でも、この「牡蠣蕎麦」は、すっごい、いい♪
がたがたしそうなくらいに、寒かった体が、食べ終わる頃には、うっすら汗を感じてくるほど。
いやぁ、大満足
夢中で食べている間にも、ぽつりぽつりと、地元の方と思われる人々が入ってくる。それぞれに、「もり」であったり、「丼」と「小そば」や、蕎麦と「小丼」などで、美味しそうに召し上がっている様子。
地元に愛されているお店なんだ・・・
豊富な料理の品書きからすると、夕暮れからは一杯も、とても楽しめそう。この牡蠣蕎麦の味からすると、お料理も期待できるもの。
何より、私も大満足♪
ご馳走さまでした~・・ 今度は、「もり」も食べてみまーす。
*お品書き
もり 560円、おろし 785円、鶏せいろ 1,050円、鴨せいろ 1,470円、天せいろ 1,260円、冷たぬき 840円、たぬき 630円、卵とじ、かき玉 730円、カレー南蛮 840円、牡蠣そば 1,050円、鴨南蛮 1,470円、なべやき 1,310円等
小丼、小そば 370円、 つまみ 315円~豊富酒 獺祭などなど480円~
そば由々 森もと
目黒区洗足2-19-2
03-3760-0861
11:00~3:00 / 17:00~21:30
日曜定休
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確かに、あまりに近いとなかなか足を運ぶ機会がなかったりしますよね。でも、お近くだったらなかなか使い勝手のいいお店のように思われました。
さて、大岡山の「志波田」さん、気になっていました。この辺りも、有名ではないにせよ、ちょこちょこお蕎麦屋さんがあるので、迷ってしまうところです。隣駅の商店街も楽しそうだし・・・、羨ましいところです。
そうそう、「千束」。駅はないんですねっっ。
ありがとうございます。(でも、洗足があって、洗足池があってとややこしいですよね~)
暇に任せて、過去のブログを見ていて黙っていられないので一言。私の(圧死ではありません)最寄り駅も実は洗足(目黒線)です。このあたりでは他に、大井町線の「北千束」、池上線の「洗足池」という駅があります。残念ながら「千束」という駅はないのです。町名も北千束と南千束はありますが千束はありません。大田区北千束と隣接して目黒区洗足という町名があります。洗足駅はぎりぎり目黒区洗足にあるので本当に紛らわしいのです。
森本にはまだ行ったことがありません。近すぎるからかな?家のそばで蕎麦屋に行くときは大岡山の志波田に行きます。手打ちではありませんが、つまみや酒の種類は豊富です。御かみさんが元童謡歌手とかで、しゃれてます。この近辺で行く当てのないときには一度行ってみてください。駅からもっと遠くには志波田の本店があります。こちらは昔風の内容ですが、セットメニューは豊富で安いです。取り合えす駅名情報でした。
駅でてすぐ左側にあるお店です。
そうそう、「千束」もありますもの、ねぇ~・・
。。。。。圧死のうちは、こいつに「池」がついたあたりなんですよ。「SENZOKU」というともうひとつ「北千束」なんて駅もありますから、わかんない人にはわかんないだろうなあ。
丼とのセットなどなど、ランチも楽しめそうでした。
あと、つまみがとっても豊富で・・。
私も、機会があったら、次回は「もり」を食べてみます。
近々行ってみます。
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