・・と思ったが、念の為とかけた電話がつながらない
こ、これは臨時休業??と、今日は諦め・・
せっかく境にいることだし 久しぶりに南口の「深蕎人」を訪れてみようっと。
考えてみたら、なんと、ほぼ一年ぶり。
駅工事のため、意外と通りの多い細道沿いに、変わらぬすっきりと上品な佇まい。蕎麦と言う文字が大きく出ていないから、知らなかったら通り過ぎてしまいそうな、さりげなさ。
石臼挽き 手打ちそば 「深蕎人」
入り口横には、品書きが置かれている。
そしてその下には、
なんて素敵な文章・・
蕎麦屋酒好きには、とてもうれしい。
前回訪れた時は、ほぼ満席状態で混み合っていたので、どうかな・・と、しずしずと扉を開ける。
おっ、昨日に続いて線キャうはなく、独り占め状態♪。
入ってすぐの右側には、見事な一枚板でしつらえた、ゆったりとしたカウンターが延びる。後ろにはテーブル席が2卓。カウンタの裏側には、ちょっとした仕切りのある、個室仕立てのテーブル席。
そして・・(今日初めて知ったけど)、全くの個室も裏にひとつある。
贅沢にも、このカウンターを独り占め。
幅広のカウンターなので、とても開放感があるうえ、この白木がとても肌にしっくりとして気持ちがいい。
昼終わりには、まだちょっと時間もありそうだし、こんな空間に座らせて頂けたら・・やっぱり
八海山、四季桜、東北泉・・・、いくつか並ぶ中から、やはり正当に「四季桜」を。
ちょっと肌寒かったので、ぬる燗でお願いする。
アテには、「梅くらげ」が添えられて。
蕎麦豆腐とさんざん迷ってしまったが、こちらの三点盛りは珍味の美味しいものが揃っていたのを思い出し、「肴三点盛り」も一緒に。
美しく盛られた三点盛りは、「白魚のたらこ和え」、「鯛の塩辛」、「真子和え」。脇にはちょこっと「山葵の醤油漬け」も添えられていたので、四点盛り♪
なんって素敵な盛り合わせ・・。これだけで二合は飲めちゃいそう~。
「鯛の塩辛」は認知済みだったけど、このたらこのぷちぷちの美味しい白魚が気に入っちゃった。そして、まったりとしてやはり粒々感の楽しめる「真子和え」・・、いいねぇ~
もしも、自家製だとしたら・・、ここの蕎麦豆腐も是非食べてみたくなってくる。。
静かに後ろに流れるジャズをなんとなく聴きつつ、読みかけの文庫本と一緒にしばしゆったりとした時を楽しむ。至福のひと時・・。
いつまでもこうしていたいような気持ちを抑え、そろそろお蕎麦を・・。
こちらの「卵とじ」にちょっと目が行ってしまったが、「新そば」はやはり、まず、せいろで食べてみたい。
北海道の新そばを、店内にある石臼で挽いた二八の蕎麦。
長方形の蒸篭には、丹精な細切りの蕎麦が、優しく三つ山で盛られて。
強烈とは言わないが、ふわり~と爽やかさのある蕎麦の風味が漂う。
切り口の角はきれいに立ち、口に含むと心地よいしかっとした腰。
かみ締めると、これも爽やかな蕎麦の風味が、ふわりと広がっていく。
浅草「蕎上人」で修行されたというご主人だが、すっかり自分のものとなった蕎麦になってる・・。
鰹のキリッとした風味の辛口の汁も申し分なく、境では誇るべきお店だと改めて実感。
ん?以前よりも、蕎麦の量も多くなったような・・。(ちょっと多くしたそう・・)
すっかり満足できる蕎麦に、お腹もいっぱい
頃合をきちんと見て出される蕎麦湯は、たっぷりで熱々。
やさしく白濁した蕎麦湯で割ると、こちらの汁の上品な美味しさを実感できる。
ほぉぉ~・・
と、そうそう、こちらでは最後にデザートが♪
ん?以前の「蕎麦ぼうろ」に変わって、
今は、蕎麦かりんとう。
でもこの、ほんのちょっとの甘味は
やっぱーりうれしい。
開店当初は、とかくプロデュース会社独特の色が強い印象だったけど、年々しっくりと素敵なお店になってきているよう・・。
ちょっと話させて頂いたご主人が、ここもまたとっても素敵な方
ご馳走さまでした~・・
又、来よう・・、そう思える。こんど は、こちらの暖かいお蕎麦も頂いてみたいな。。
*肴三点盛り 650円、四季桜 600円、せいろ 750円
石臼挽き 手打ちそば
深蕎人
武蔵野市境南町2-5-9 ステイタス武蔵野1F
0422-30-0134
11:30~14:30 / 17:30~21:00
月曜、第二日曜休
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まあまあ、それはそれは早速伺ってみたいです。
「深蕎人」さんは、訪れる度に、向上しているのが分かりました。
ますますとなると・・、ぜひ、近いうちに訪れてみます。
ありがとうございます!
それに、こちらの肴三種盛りも、とても気に入っているので(^^;;
こちらこそ、これからも情報などなど、よろしくお願い致します。
はじめまして。
実は半年前からこのブログをきっかけにして蕎麦好きになってしまった海苔太郎と申します。
何故この随分前の日記へコメントしたかというと『深蕎人』の味がとても良くなったのでユカリンさまに再訪して欲しいと思いまして…。
実は私は家が武蔵境なので週に一度は訪れているのです。
初めの頃はユカリンさまの言うとおり蕎麦の香りが僅かしかなく今ひとつの感は拭えませんでしたが今は一味どころか二味くらい磨きをかけた味を堪能できますよ。
確かに新蕎麦の季節が過ぎて少しだけ香りが落ちましたが全然問題ないくらいにツユの香りと味が洗練されて癖になりそうです(っていうか完全に癖になってる(苦笑))
最近は『並木藪』や『虎ノ門砂場』『麻布十番更科』など名店と云われる店にも立ち寄ったりしていますが(私の口には)此処の蕎麦がナンバーワンだと思ってついつい訪れてしまう次第です。
教えていただいた『きびや』さんも良くお邪魔して楽しませていただいています。
今後もゆったりと楽しまれる中での蕎麦エピソードを楽しみにしています。
行きたいな・・
立川はいっぱーいで、迷ってしまいます。
(マジで)
「はや川」さんも、2周年でしたか・・。
もっと経っているかとおもいました。
ここも、自分のものにしてきてますよね。
はじめは、似たようでも、みんなそれぞれに自分のお店になっていく・・、見ていても楽しいです。
ここはパートナーのお姉さん夫妻にも紹介、
ってかお連れしたところです。
付近にお住まい。
あ、若い女性の板さん?いますね。
昨日はユカさんばり!!に?蕎麦昼酒を
ご存知立川の「なかさと」さんで。
相変わらず湯葉刺しはいいな!菊姫で。
大根煮(もっとカツブシ香がほし~)
モツ煮込み(暖まります)。
粗挽きの蕎麦は好きな部類なんですが、
汁が甘いため、シツコイ~と感じてしまうんですけど。
折角の出汁が・・・ま、もとおかさんとかにも
相談に行かれてるそうで、将来が楽しみ
です。(なんてったってご主人・奥さん共
お若いから!!)
東村山「はや川」さんも11月で2周年。
おめでとうございます!
谷保の「きょうや」さん、3周年おめでとう!!
(お店先がNHKに出演?「魂萌え」)
すっかり、よしのふぁん様に好みがばればれみたいっっ(^^;;;
もう2周年でしたか・・。だんだんしっくりとしてきたのと思いません?いいお店になってきたと、思いました。
それはそうと、
すっごいニアミスっっ。しかも、同じ肴だなんって。。(こちらのことだったんですねー♪)
田○のおばちゃんも、よかったです(^^)
でしょう!!ご自分で仰らなければ、どよ?
みたく言っちゃいそうでしたがね!
じ、ぢつわ、私一昨昨日同店のカウンターで
その三点盛り及び天種で穀良都と東北泉を
楽しませていただいてたんですよ・・・
(多いなぁ~ニアミス・・・)
同店も今年9月で開店2周年。そろそろ馴染んできた?
ようで、先日は混んでたな~・・・(汗
あ、蕎麦は二色、瑞々しさが素敵でした。
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