通り途中にあるいくつかのお蕎麦屋さんの名前が、さらりと「憩う」にいくつか書かれていて、どれをもいつかは行ってみよう~、なんて思ったりしてたけど。
今日は、買い物帰りにちょっとだけ・・。 鷺宮駅近くにあるお店のひとつに、寄ってみる。
駅からさらに阿佐ヶ谷へと続く道なりに、町の蕎麦屋さんにしては威厳がありそうな、ちょっと風格のあるお店がさりげなく佇ずむ。
「手打ちうどん 蕎麦 加賀屋」
がらがら・・と、音がしそうな引き戸を開けると、入り口すぐ横には、通りからも見える打ち場がある。中には電動の石臼も置かれているから自家製粉しているのかも。
まだ、夕方早めだったこともあってか、先客はまだなく、しんっと静寂した店内は落ち着いた空気が流れてる。
ゆっくりしたテーブル席が4卓ほど壁にそって配され、反対側にはまた、ゆったりできそうな小上がりに2卓。
さりげなく飾られた花や、整頓された店内は気持ちがいい。壁やテーブル席、その畳から、年月を感じられるような年季のような落ち着きさがある。
品書きは町のシンプルなお蕎麦屋さん。多くはないが、欲しいと思えるようなものが適度に揃っている感じ。蕎麦もうどんも天丼も、そしてちょっとした一品料理に、「御酒」。
ゆっくりしていられないので、今日はさくっと「せいろ」を。
若い男性は若旦那かな?彼にお願いすると、しばしして一緒に働いているようなおばあちゃんが、運んでくれた「せいろそば」。
クリーム色の細切り。
エッジの切り口は鮮やかさがある。
口に含むと、風味も悪くなくていいんだけど、ちょっと腰が弱いかな?蕎麦自体はいい感じなんだけど、ちょっと茹ですぎの感が。
確か「腰の強い」って書いてあったんだけど・・、今日はたまたまかしら。
つゆは、鰹の風味の出汁がよく出た、甘めのつゆ。
蕎麦湯は、ナチュラルなもので下の方からは、蕎麦の破片まで注がれてくる。
なんだけど、ちょっとぬるかったのが残念・・。やっぱり、夏でも蕎麦湯はあっつあつがいいなぁ~・・
実直そうな若旦那?さんは、好感がもてる感じだから、又機会を見つけて訪れてみようか・・。
帰り際、片松葉をまだ手にしてる私に、「どうして怪我したの?」なんて聞いてくれたおばあちゃんが、とってもかわいかった
*お品書き
せいろ 700円、本鴨せいろ 1,100円、天せいろ 1,500円、たぬき 750円、
おかめうどん 900円、五右衛門うどん 1,500円、冷やしとろろ 900円など
板わさ、漬物、豆もやし 各500円、ビール 600円、御酒 500円
手打ちうどん蕎麦「加賀屋」
中野区白鷺 1-30-9
03-3338-7431
11:00~20:00
水曜定休
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この本、持ってます(^^)。
はい、本店も、まあ、もうちょっと。。
でも、もう一度、ゆっくり行ってみないと、とは思ってます。
補足情報ですが、タイトルの本のP.50が二和向台の加賀屋さんです。蛇足ですが、(正直申せば、)本店頑張れ!ですね。
船橋ですね。機会を見つけて是非伺ってみたいです。
隣に引っ越したい・・・、
そういうの、とっても分かります(^^)
鷺宮加賀屋のお弟子さんの店が、船橋市二和向台の加賀屋です。私は蕎麦を語れませんが、ここの蕎麦・うどんだけは、「美味い」と言いたいです。ずっと、「蕎麦屋にしてはうどんも美味いな」と思っていたのですが、本店が「手打ちうどん蕎麦」ということで、納得しました。あっ、加賀屋さんは職人気質で基本的に安いです。もりなんて、量もあって550円です。隣に引っ越したいです。
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