中に入ると、･･ちょっと失敗したか？？と、不安は隠せない。
雑然と並んだテーブル、奥に２卓ほどの小上がり･･･というよりは、座敷席？
飾り気もなく･･･、特別清潔できれいで、というわけでもなく、でもとりあえず、腰を下ろし、メニューを広げてみると････


うわぁっ、すごっ 、
大きめの写真入りのメニューを広げるとめずらしいものがぎっしり。

定番の種物はもちろんのこと、「海鮮うどん」や「ちゃんぽんうどん」、「牛肉からしうどん」があれば「味噌からしうどん」やら、「牡蠣からしうどん」などなど･･･。すべて、そばでもうどんでもできるし、うどんは太さも選べるらしい。味も、「東京風」「関西風」「味噌味」と選べるところが、さらにすごいっ。

蕎麦も又しかりで、「独歩せいろ」（鴨つけ蕎麦みたいなのらしい）などたくさん･･。もちろん、ご飯ものも充実･･ときてる。

さんざん悩み･･･、
「味菜せいろ」（野菜・鶏肉・揚げ玉を卵でとじたつけ汁）　を頼んでみることに。


しばしして、目の前にでてきた「味菜せいろ」。　んっ？おいしそうっ～

暖かいつけ汁はたっぷりと熱々で。
柔らかくジューシーな仕上がりの鶏肉が、ごろごろ入り、きのこやねぎ、人参、大根もほろっと煮込まれていて、揚げ玉がかかった汁を、ふんわりと卵でとじてある。

味付けも、出汁がおいしくこれはいいなぁ･･･


蕎麦は･･･、というと二八くらいの、機械打ちだろうか･･？
でも、細切りの蕎麦はしっかりと腰があり、
風味豊かとまでは行かないが、そこはかとなく蕎麦の風味もするような･･。
暖かい漬け汁にはそれでもよくって、結構堪能してしまう。


彼は･･･というと、チャレンジャー～･･、と脇で思ってしまった、なんと！「とんかつうどん」。

どんなのが･･･、と思っていたら、ちゃーんととんかつを揚げて、それを
卵でとじ、あんかけ状にしたもの。

関西風を選んだらしいが、ちょっと味見させてもらったおつゆは、なかなかおいしい。彼曰くには、とんかつも良かったとのこと。


ふうむ･･･
ここで、ちょっと珍しい種物をいろいろ試すのも楽しそう。。
牡蠣蕎麦もあったし、奥で頼んでいた人の天麩羅が又、たっぷりでおいしそうだったし･･･。

何よりも、町の蕎麦屋さんとしてはいろいろメニューが揃っていて、便利かもしれないなぁ。
お冷のかわりに出された麦茶もとってもおいしくて。

こういうお蕎麦屋さんもやっぱりあって欲しいお店かも･･
などと、今回はちょっと満足して、春風吹く中お店を後に。
疑っちゃってごめんなさいっ。ごちそう様でした～･･･

＊お品書き
もりせいろ 580円、独歩せいろ 840円、味菜せいろ 840円、海老天せいろ 945円
鴨南蛮 945 円、カレーうどん840円、牛味噌うどん 840円、とんかつうどん840円
他、うどんそばメニューたっぷり、丼各種あり。

大むら
武蔵野市境南町4‐9‐2　　0422-31-5019
11:00～15:00 / 17:00～20:30
木曜休　駐車場有り　　（出前もあり）
お店のＨＰ

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