見知った扉であっても、新年の何か新鮮な気持ちを感じ、
開いてみれば、そろそろ2時になろうとするのに、まだまだ大賑わいの店内。
新年は今日から営業と言う事もあってか、皆さん足を運ばれたよう

新年のご挨拶をして、カウンタの一つに腰を下ろし、



ラインナップも微妙に差し替わる、お酒のリストを右から眺め…



新年、最初の蕎麦屋酒は、幸先願って、「開運」を。



お料理の品書きにも、いくつか目新しいものがちらほら。



「納豆」の文字を見たら、じっとしていられない、とお願いした、自家製「納豆」。
ふっくらとして、粘り少なめの納豆は、「豆」！の味わいがダイレクト。
塩を少々ふりかけて口にすれば、豆の甘みに旨みがじんわり 。



お通しの「おから煮」に、「納豆」をつまみつつ、
お代りしたのは、新年らしいラベルの、「初亀」しぼりたて生原酒。



「岩海苔」も追加でお願いし…
しぼりたて繋がりで、最後にこれも、「磯自慢」のしぼりたて。

優雅な味わいの｢初亀」とスッキリーとした磯自慢を十分に堪能し、
そろそろ眠庵での初蕎麦を頂こう～。



笊にふわりと盛られた、産地違い二種の蕎麦。



栃木、益子の蕎麦は、清々しくふくよかな香りが漂い、
口にした途端に広がる、蕎麦の味わいがストレートに伝わってくる。



富山、清水の蕎麦も又、香り豊かで、初めは穏やかな味わいだが、
飲みこんだ後に、ぐわ～っと戻ってくる力強い大地の香り。

どちらも甲乙つけがたく、そのしっとりとした歯ごたえ、
喉越しよく落ちる蕎麦の美味しさを、改めて味わって…

ご馳走様でした～

初蕎麦屋酒にふさわしい、眠庵での午後のひと時。
今年も又、よろしくお願い致します…

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