先日、F氏主宰で盛大に行われた「山間(やんま)の会」@中清。
急用で参加できずに、残念に思っていたところ。
F氏が、残ったお酒でささやかに後会を、と招いて下さり…
雨降る中の吉祥寺、足取りは軽く、今夜はこちらに…
「名残の山間の会」@吉祥寺 「中清」
早目に到着したので、待つ間に(寒いのに) 頼んだビール。
先の会の話しなどご主人に聞いていると、程なく他の方も揃ろったところで、
何故か「うこん錠」 が配られて…
まずは、で~んと目の前に置かれた「越の白鳥」の「仕込み水」。
そっと口に含むこのお水が、柔らかくて美味しい~
そして、今日出されるお酒のリストが、(5人なのにすごいっ)配られる。
こっ…、こんなに飲めるのだろうか…
が、まず初めの一杯、「山間 純米大吟醸にごり」の美味しさに
思っていた不安もどこへやら 。
すっかり緊張も解け、すかさず頼んだのは大好きな「紅葉子(たらこ)」。
今日のたらこも、粒々がぷちぷちして、美味しいなー
それに、山芋、山葵の千切りを海苔で巻いて食べる、「山芋海苔山葵」。
「今日はゆっくりペースで行きますから…」
と注がれた二杯目、ラベルの鬼がユニークな「鬼山間 亀口汲み 特別本醸造」。
口に含むと、本醸造とは思えない、しっかりとした力強いお酒。
成程、鬼・山間だ…
続いて二杯、続けて出されて飲み比べ。
「山間 亀口汲み 特別純米」に、「山間 亀口直詰 純米吟醸」。
亀口汲み→亀に溜まった(中取り)をすぐ手作業で瓶詰めしたもの。手詰め・直汲み
亀口直詰→亀に溜まった(中取り)一度貯蔵タンクに集め、それをすぐ瓶詰めした酒
の違いなどお聞きしながら、じっくり吟味。
同じ銘柄のお酒でも、全く異なる風味味わいで、各々感想を話ながら…
中清さんの美味し~い「〆鯖」をつつき、
又寒戻りしたような寒い夜には、これこれ、「湯どうふ」
さらにうれしい♪。
Fさんの手配で、今朝採れたての京都の竹の子を茹でてもらって…
まずは、たっぷりお皿に盛られた、「筍のお刺身」。
食べてみると、な、何て濃い、竹の子本来の味わい。
とうもろこしというおうか、ホワイトアスバラガスと言おうか、
甘みがふわ~っと一杯に広がり、濃厚な味わい。
さすが、京都っ!こ、これは美味しい~いぃ
この竹の子で、又二種二杯。
「山間 亀口採り 純米吟醸」に「山間 亀口汲み 純米吟醸」
亀からすぐに瓶づめする、亀口汲みに対して、今度は、
亀口採り→亀に溜まったお酒を一度貯蔵タンクに集め、ある期間貯蔵し瓶詰め
の違いを聞き、ふたつのお酒を吟味していると、
女将さんのご厚意で揚げて下さった、先程の竹の子
ヤブレカサの山菜も添えられ、これもいいなー。
もう、ここまでくると、お酒のピッチも上がってくる…?
「山間 亀口直詰 純米大吟醸」が出たと思いきや、
オプショナルの、百人一首の句が風流な「刈穂」大吟醸。
しかも女将さん~♪、竹の子ご飯まで作って下さり、これも美味し~い。
だんだんに…、宴も乗ってきたところで、
すっと、F氏が出してきたのが「帰山」純米吟醸 発泡濁り
口開けを任され、ドキドキしながら開栓~
和風シャンパン、発泡にごりで、改めて乾杯~。
お料理も次々に…、これも絶品、「粗挽き、揚げ蕎麦がき」
周りかりかり、中はとろ~り。
粗挽きの粒がざらりとかすめ、まったりと溶けながら広がる香ばしさ。
これが、お酒になんてよく合うんでしょう~
新メニュー「鯵の南蛮漬け」は、さっぱりとしてこれも旨い。
そして、今度は長野、「大信州」豊の蔵 朝しぼり まで。
私も好きなお酒で、これは新米新酒のフレッシュな旨みを堪能~。
さらにお酒が、ぞくぞくと…
「天狗舞」吟醸中取りに、小布施ワイナリーが作った日本酒まで。
この天狗舞、これまで知っていたのとは異なる、すっきりとしてきれいな味わい。
ワイナリーのお酒は、もぉ~、これが美味しいシャンパン日本酒 。
さらに、ご主人のコレクション「菊姫」年代違い三種が出され…
食べてみたいという声で頼んだ、「トンチンカン」。
(ポークカツレツ中清風おろしポン酢かけ)
さらに、なぜか頼んでいた「マーボー豆腐うどん」まで。
なかなかスパイシーでありながら、和の出汁がベースになった汁で、
腰のしっかりとしたうどんに、これが旨いっ。
が、待ち切れずにやぱりどうしても食べたくて頼んだ、「粗挽き蕎麦」。
熟成3日との蕎麦は、置かれた途端に、自ずから濃厚な風味を醸し出す。
もちもちした腰を噛みしめると、途端に広がる、豆系の実に濃い味わい。
汁なども要らない、その穀物独特の濃厚な風味に、又お酒が欲しくなる。
…と、心を読まれてか、最近お気に入りの「結人」まで
さらに、「鍋島」。
(一体、F氏って何もの…????)
とどめに「十四代」まで注がれて…。
誰かが頼んだ「鴨南蛮そば」を一口もらったところで、
悔しいかな、私はバスの時間でタイムアップ。
心地のいい酔いに任せて、思い出す楽しかったひと時。
KことF君、そして、Kさん、Mさん、Oさん、ありがとうございました~
「手打ち 中清」
武蔵野市吉祥寺本町4-4-15
0422-21-2891
11:00~22:00
無休(
水曜日に暖簾会で休みの場合もあり)
近くにコインP
2010年 2月22日 新メニュー「蒸し牡蠣」
2009年12月17日 「多摩蕎麦コミュ忘年会」鴨鍋
2009年 12月 8日 「三点盛り」、鳥取の蕎麦に、鴨汁粗挽き
2009年 9月20日 歴代「菊姫」飲み比べ、料理に蕎麦を堪能
2009年 6月28日 「三点盛り」に、、「『黒姫』時間差二種盛り」
2009年 3月30日 「産地違いの熟成蕎麦三種」
2008年11月24日 皆さんと夜の宴会、「蕎麦三種盛り」
2008年10月22日 友人と昼酒、「とろろそば」
2008年 9月 1日 「茄子揚げ出し」、「蕎麦三種盛り」
2008年 7月 8日 「桜海老の掻き揚げ」、「南極カレーせいろ」
2008年 4月 1日 「かき玉そば」
2008年 3月22日 お誕生日会、「粗挽き南極カレーせいろ」
2008年 3月 4日 「酒肴三種盛り」、「鴨せいろ」
2007年11月 2日 「烏賊粕漬け」、「かけそば」
2007年 8月 1日 宴会~ 二種の「カレーせいろ」
2007年 6月22日 友人と夜しっぽり。蕎麦いろいろ、「鴨せいろ」
2007年 4月 3日 二種類の「かけそば」
2006年11月17日 友人と夜一杯~♪「三種の蕎麦」
2006年 9月24日 「豆腐サラダ」、二種の蕎麦
2006年 8月24日 初めての訪問、お店との出会い…
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セレブのお店ですよね~。
それはそうと、中清の週末昼時は外すのをお勧めします。
平日の昼下がりか、夕方早くだと、寛げますよ。
お蕎麦は美味しかったんだけど、場所柄、地域密着型のお店。お昼時は作
業着やユニフォーム姿の常連客が親子丼らしきものを注文する率が意外
と高い?禁煙じゃないのもやむおえないところかな。
してみるとやはり落ち着いて蕎麦と昼酒を楽しめる土家さんのような店は
貴重なんですね。
又、かなたからコメント下さりうれしいです。
夏の時にお休み…
きっと臨時休業だったんですね、すっごく残念です。(基本、無休のお店なので…)。
どこでもドア、欲しいですよね~。
夏に帰った時は閉まっていたし。本当に中清さん、お邪魔してみたいです!
確かに♪
あの仕込み水がよかったのかも。
まさに魔法の水ですね♪
すいすいいけたのはきっと仕込み水の
効果と思われます。
オイラも実感しましたもん。
いいお酒は、体にもいい?(笑)。
私の基準は、山手線の西側は、多摩地区ですよん(笑)
両方なんて、ダメですよーぉぉ。
こちらこそ又、よろしくお願いします。
みどりさんのウコンが利いたようで、朝もすっきり♪
又、ぜひ・・・
いや、すごいですよ、この種類は・・・。
でも、なんだかすいすいと、とても楽しいひと時でした。
又、竹の子がほんっとに味が濃くておいしかったです。本当にありがとうございました。
翌日仕事の方はきつかったでしょう。
私も多摩のはしくれ?としてもぐりこみたい(^_^;)
今度は後会にも交ぜてもらえるように
働きモノくんにお願いしとこ。
たぶんその時にも名残の会が開催されると思います(笑)。
自分が出したんですけど、すごい酒の種類ですね!!ちょっと驚きました(^_^;)。
すごかったみたいですね~。
きっと、本会だったら私も落ちていたかも・・・。
後は、月見で(^^)
ゆっくり飲んでいたので、大丈夫でしたよー。あ、ご存知の通り・・・(^^;
どこでもドア、私も欲しいです。
辛汁さんのブログ見てると、いつも思ってますもん。
たけのこは、私も穂よりも下の方が、実は好き。(あと、その後に出る、真竹も好き)
実家の方は、これからが最盛期のようです。
また、別所で企画中です(^^)
色々試して 判らなくなりませんでしたか?
大丈夫なのは 知っています(笑)
菊姫の年代違いは 大大大・・贅沢じゃ
鍋島まで・・・でるか!
「どこでもドア」 まだ 発明されないのか
PS.
筍は 根元の方が美味いので
刺身風に食べるなら 根元なんだけれども
先は 歯の悪い年寄りが頂くものです。(汗)
酔っ払い集団に 私も 加わりたかったです
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