ガラス扉を入るとすぐ横にある、食券機。
（どうも食券機は、すぐ選ばなくちゃならないからマゴマゴしちゃう…）



ちょっと迷っていると、
「食券を買って、こちらにお持ち下さ～い」
と奥からおばちゃんに声を掛けられ、慌てて目にとまった「ランチ」のボタンを押す。

お店は思ったより結構広め？。
入口すぐに高足のテーブルとスツールがあり、奥には7人分のカウンター席。
その裏には6卓程のテーブル席が並び、「立ち食い」ではなさそう。

出てきた食券を持って、奥のカウンターに出すと、
「番号をお呼びしますので、お待ち下さい」
と、変わりに番号札を渡される。

見ると、確かに待っている人が何人も。
遠目で厨房の中に目を凝らしていると、どうやら蕎麦は注文を受けてから茹で、天ぷらもその場で揚げているよう。
これは良さそう～



と、待ちながら壁に貼られた写真や貼り紙を見ていると、
中にも貼ってあった「石臼挽き粉そば」の貼り紙。
ん？でも、これだと「石臼挽き粉そば」は、夕方からだけなのだろうか…？

テーブルの上には「宵のメニュー」なるものもあり、普通のお蕎麦屋さんのように、一品料理も揃ってる。
これもちょっと気になるなぁ、などと思っていると、しばしして番号が呼ばれ、お蕎麦を受け取りに。



良く見ていなかったけど、なるほど、これが「ランチ５００円」のメニュー。
高さのある立派な掻き揚げがかけ蕎麦に乗っかり、ご飯と漬物がセットのよう。
（「ご飯、お変わりできますので」だそう…）



まずはこの掻き揚げに箸を入れると、きちんと十字に切り込みが入れてあり、ほろほろっとこぼれるほどサックサク。
熱々で揚げたての掻き揚げで、これは美味しい！



たっぷりの掻き揚げなので、３分の１ご飯に載せて、次はお蕎麦を。



汁は、よくある駅蕎麦のくどい味とは異なり、すっきりとしてほんのり甘めの優しい味わい。
ただ、ちょっとこの汁が変わった風味。鰹というより、これは鯖節の風味なのだろうか？
どこか独特な印象だが、悪くはない。

お蕎麦は、細かな蕎麦の粒が見える、やや細めのもの。
路麺のお蕎麦にしたら、いいのでは、と思えるもので、見ると「もりそば」で食べている人がかなり多い。
ふうむ、これは「もり」でも食べてみたいような…。

と、かりかりの掻き揚げと一緒に、ちょっとふやけさせた掻き揚げと一緒に、とするすると食べてしまう。



そして、ご飯は…、結局「掻き揚げ丼」にして。
こうやって食べてみると、この掻き揚げ、これはやっぱり美味しい。

食べ終えお盆を下げると、きちんと厨房の方々揃って
「ありがとうございました～」
と声をかけてくれるのも気持ちよく、次回は夕方の部にでも訪れ、揚げたて天ぷらで一杯～なんてしに来てみようかなあ、などとも。

何はともあれお腹いっぱい。
ご馳走さまでした


「季節のそば　ますや」

新宿区高田馬場 １－１７－１７　新坂ビル１Ｆ
月～金曜日 　７：００～２２：００
日曜・祝日 　　１１：００～１８：００
お店のＨＰ

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