そんな中、昨夜はほぼ2年ぶりに蕎麦友と小平で会うことに 。
開店ちょうどの午後6時。暖簾はまだかな~・・・
既に多摩地区を代表すると言っても過言はないだろう、しっかりとしたお料理に蕎麦を頂ける。
小平 「手打そば 吟」
おずおずと、開かれた扉を開くと、にこにことご主人が迎えて下さり、奥のテーブルを進めて下さる。
友人を待つ間・・・と、まずはビールをお願いすることに。
ラガービール独特の味わいを楽しんでいると、すぐに出されたアテは作りたての青菜とえのきの卵とじ。
これ♪美味しい~
と、思っていたらすぐに到着した友人と、まずは再開の乾杯~♪
夜に来るのは初めて、という友人と品書きを見ながらあれこれ吟味し頼んだ品々。
まずは、ここで大好きな品書き、「野沢菜の辛味大根添え」。
程よく漬かった野沢菜に、ぴりりっとくる辛味大根が合わさると、なんでこんなに美味しいんだろう~、と思う絶妙な組み合わせ。
かけられた鰹節の質の良さもあるのだろう、これが本当に美味しい。
すぐに空いてしまったビールに変えて、こりゃあもう、日本酒でしょう~♪と、頼んだ、お酒は・・
「風の森」に、お気に入りの新潟の「鶴齢」。
一合以上あるのでは?と思うたっぷり注がれたお酒がうれしい限り。
丁度日本酒に切り替えたところに、タイミングよく、豆腐好き二人が選んだ、
季節限定の「牡蠣と豆腐の小鍋」。
葱に5つ入った立派な牡蠣、その横に豆腐が置かれ、上には瑞々しい葱。
しめじもたっぷり入り、ふわりとかけられた水菜の彩りよく、ぐつぐつしたまま出される。
柚子胡椒が添えて出されるのが、又ニクイ。
取り分けて頂くと・・・、お、美味っしぃ~っっ
熱々の豆腐にまで、しっかりと染みた牡蠣の風味。
それに、一度揚げた牡蠣はとろんっとして、噛み締めると途端にじゅわ~っと染み出す牡蠣のエキス。
これは、たまらない
出し汁が又美味しくて、これだけでも飲めてしまいそう・・・。
と、堪能していると、前回頂いて気に入ってしまった品書き
「イカの肝焼き」が置かれる。
たっぷりの葱と一緒に、イカの肝で焼かれた烏賊は、ふわ~っと柔らかく、烏賊ワタの風味が合わさり、非常に旨い。
お酒にうれしい品書きに大満足。
まだ若い友人の、日本各地の離島を旅した話などを聞きながら、お酒にお料理に話が弾む。
すっかり満喫したところで・・・、そろそろ〆のお蕎麦をも。
友人はもう、この小鍋ですっかり牡蠣に魅了されてしまったようで、
「吟」さんでは恒例の冬の品書き「牡蠣蕎麦」を。
立派な牡蠣が並んだ丼はとても見事。
「お、美味しい~っっ」
と、喜んで食べている様子を眺めていると、程なく、私の選んだ「きのこせいろ」も置かれる。
丁寧にきのこ汁には蓋がしてあり、開いてみるとこれもびっくりするほど、具沢山のきのこ汁。
エリンギ、えのき、ブナピー、しめじ、とふんだんに入ったきのこ汁をそのままちょと口にすると、きのこの風味が濃い。
これは美味しい~
そして、ここも新蕎麦の常陸秋蕎麦。
手繰り上げると、まだ強くはないがふわ~と漂う穀物の香り。
口に含むと、しっとりとした腰が心地よく、噛み締めると香りは穏やかだったにも関わらず、風味が濃い!。
そのままで食べてしまうこの味の良さ。
ああ・・・、ここの蕎麦も美味しいな~と、改めて思ってしまう。
しばしそのまま頂き満足したところで、このきのこ汁に浸したらもう早い。
しゃきしゃきとしたきのこの歯ごたえに、この蕎麦。
汁だけ漬け、きのこと一緒に・・・と、夢中で食べてしまう。
ナチュラルな熱々の蕎麦湯を注ぎいれ、お汁の全部頂いたら、汗がじんわり。
満足な心地に浸るひと時。
久しぶりに会えた友人とのひと時もかけがえなく、
まじめで丁寧に持て成して下さるご主人のお料理に蕎麦に、大満足。
又今日も、ご馳走さまでした~
このお店が近くにあることを幸せに思いながら。。。
*お品書き
もりそば 800円、天せいろ 1,500円、鴨せいろ 1,400円、木の子せいろ 900円、
卵とじ 700円、あんかけ900円、霙そば 1,000円、納豆そば 1,000円、牡蠣そば 1.050円、牡蠣たまごとじ 1,180円など
いか肝焼き 480円、山葵花芽の辛味大根和え 400円、帆立の醤油焼き 450円、豆腐のかき玉仕立て(大)800円、(小)500円、牡蠣と豆腐の小鍋 980円、など料理各種 300円~
風の森、開運、鶴齢、酔右衛門など720円~
「手打そば 吟」
東京都小平市美園町2-9-7
042-344-7732
11:00-15:00 / 18:00-21:00
月曜休 禁煙
駐車場2台
これまでの訪問
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ぎりぎりで、牡蠣の時期に頂けてよかったです。
私も急いで行ってこようかしら(^^)。
この参酒、これが又、結構量がたっぷりあって、楽しめちゃうんですよね♪
きっと…、
ご先祖様も喜ばれていると思います♪
(私も20日は田舎で墓参り♪)
昨年11月下旬にはありつけなかったので
牡蠣シーズンが終わる前、最後の期待を胸に墓掃除がてら再チャレンジ。
うれしいことに メニューは通常通り揃っていて、まだありました「牡蠣卵とじそば」。
出来るまで時間かかるので ミニグラスで出てくる「参酒」を注文しチビチビ。
「開運(静岡)」「諏訪泉(鳥取)・・半透明で旨口」「酔右衛門(岩手)・・白濁して微発泡」
そばの中のぷるんとした牡蠣をつまみに大満足。
で墓掃除して小平グリーンロードを田無までウォーキング。
(途中、カフェのテラス席でケーキセットも摂取)
このサイトで小平のそば屋を見つけられて掃除がイヤでは無くなりましたよ。
ほんとに感謝です。
実は、なかなか風邪がぬけなく、鼻がどうもぐしゅぐしゅしているので、とてもうれしいお言葉でした。
牡蠣♪
これは冬の醍醐味(^^)。
美味しいものが食べられるように、体調には気をつけなければ、ですね・・・。
蕎麦大好き様も、風邪にはくれぐれも・・。
これからもよろしくお願いします。
牡蠣三昧で、牡蠣好きにはたまりませんね(私)☆
寒い日が続いていますが、体調に気をつけてお蕎麦屋さん巡りを見せて下さいませ。毎日楽しみにさせていただいております♪♪
お通しって楽しみですよね。
あると本当にうれしいです。
ご近所だったらぜひぜひ♪
せっかくなら牡蠣のある時期に(^^)。
この日も花番さんがいなくて、ご主人すべ~てお一人でやっておられたんです。
で、帰り際、ふと見たら、
「花番さん募集」のお知らせ。
きっと、日曜昼、満席になってしまった場合、手が回らなくて・・
なのかと思います。
早くいい花番さんが入ってくださるといいですよね。
私も食べにいってみようっと(^^)。
牡蠣もだんだん乗ってきて、本当においしかったです。いいですねー、やっぱり牡蠣って♪
思わず歌っちゃいました!
お通し、美味しそうだぁ!
yukaさん、心底、食べることが
すきなんですね~
私もそうなんですよ
夜分、失礼しやした!
あまり、美味しそうなんで、つい・・・
しかも比較的、近所・・・
とあれば行かずばなるまい!
今シーズン初の「牡蠣たまごとじそば」 でお昼にしようと墓掃除ついでに出かけたら
なんと「本日のお品書きは3種のみ」と入口に書かれていてひどく残念でした。
それでも 選んだ「きのこそば」はきのこの種類が多くおいしかったです。
何かの理由で日曜日は品数限っているのでしょうかね?
ああ 写真の牡蠣そば おいしそー
とても美味しかったので
今年中に行って来よう!
横浜でもイタリア山の近くに
上野藪で修行されたとかって
女性がお店を開いてたはずなので
そちらも今度場所を確認して
行かないとな~
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