お店に隣してコインパークが備え付けのようにあるので、そこに車を止めて、戸を開ける。

入るとすぐ！にカウンターが、ひょうっと目の前に並んでる。
かなり狭いお店だけど、まだ新しい木のカウンターがすごく新鮮。
ちょっと、一杯飲み屋か、お寿司屋さんの雰囲気もあるようなカウンターに並んで腰を落ち着け、おかれた品書きを手に。

はじめのページに　「おすすめはもりそばです」　の文字が、なんだかいいなぁ～･･
ランチタイムには、ランチセットがあるようで、「小丼セット」と「いなりセット」が割安であるので、それを頼んでみることに。

奥様と、ご主人の連携がしっくりと流れるように、ほどなく目の前に「いなりセット」。



いなり寿司二個とお新香、そしてもりそばで800円はいいかも♪



蕎麦は、笊に盛られグレーの細切り。きりっとした感じで見た目にも美味しそう。薬味の山葵も摺られたばかりの瑞々しさ、ねぎも丁寧に切られたのが伺える。

まずは･･と、ちょっと舐めてみたつゆが美味しい

そして、一口そのまま蕎麦を･･。

きりっと冷水で締められた蕎麦は、程よい腰の、のど越しの爽やかな蕎麦。香り、風味は強くはないが、非常に真面目に打たれた蕎麦だというのが伺える。
江戸前の正当な蕎麦という感じで、これはなかなか･･･


はじめに思ったけど、つゆが美味しい。まろやかな出汁に、ほんのわずかに甘みを含んだような、なめらかな辛口。濃さが蕎麦にも合っていて、合わさるとさらに旨さを感じられる。

頃合を見て出された蕎麦湯は、ナチュラルにやや白濁したもの。
それを飲みつつ、いなりを頬張ると、こってりとした甘めのお揚げに、紅しょうがを混ぜ込んだ酢飯が美味しい。

彼は、「小丼」のセット。
小丼とは、混ぜご飯のようで、いろいろ混ぜ込まれたご飯が見るからに美味しそう～。
彼もかなり満足そうに頬張っている様子。

こっちも食べてみたいなぁ･･。


聞くと、まだ開店して2ヶ月とのこと･･。
脱サラして始めたというご主人と、奥様とちょっと言葉を交わせてもらうと、控えめながらもお話好きそうな、とても感じのいいご主人。そして、おだやかそうな奥様。なんだか、こういうお店には、ふらっと夕暮れ訪れてみたい雰囲気がたっぷり。

書かれた品書きの中の一品料理も、手ごろにほどよく揃った品揃えで、興味をそそるものが。
お蕎麦は、今は外二で打っているとのことだけど、新そばの時期には十割でも出す予定とか･･。
これは、またちょっと尋ねてみたくなってしまうなぁ～ 。

何はともあれ･･、又近くにこういうお店が増えたことはとってもうれしい。すぐ近くには「志美津や」さんという、有名なお店があるけど、是非是非がんばって欲しい。。

ん～･･、今度は天ぷらも頂きに来てみよっと。
ご主人、ご馳走さまでした。 さてさて、今日は父の日･･と。。


＊お品書き
もり 700円、とろろ汁 900円、天もり 1,200円、かけ 700円、セット 800円
わさび漬、板わさ 350円、玉子焼き 600円、野菜天 550円、海老天 700円
ビール 500円、日本酒　大750円 小400円、真澄 600円



石臼挽き手打ち蕎麦
　「そば茶屋　よし坊」

狛江市和泉本町3-33-17
03-3489-4656
11:30～14:30 / 17:30～21:00　
月曜、第1,3火曜休

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