到着した午後1時には、既に今日のお昼のお客さんはなく…
ゆっくり女将さんと話をしながら、テーブル席に。



日の光差し込み、穏やかな空気流れる中、一人テーブル席に座るのもいいなぁ…

「ちょっと残った漬け物があるから、よかったら食べて」
と出して下さった、お漬物に美味しい板わさ。



歯ごたえのしっかりとした「焼き蒲鉾」に、添えて出される「ひしお醤油」。



一昨日も頂いた自家製の白菜の漬物は、さっぱりと白菜の甘みがあり、



しゃきしゃきっとしたカリフラワーの甘酢漬けがとても美味しい。
これで、女将さんとあれやこれやと、お茶を飲みながらの話が楽しい



と、ふっと出してくれた小皿に、焼かれたシシトウも。
赤い大根下ろしが添えてあるものと、口に含んだら・・・



こ、こ、これは…！
思わず歓喜してしまう、粒々感しっかりとした美味し～いタラコ

良質（に違いない）たらこを、白胡麻油で延ばしてかけてくれたそうで、
これを一口食べたら、もう～～、
今日はちょっと飲めない用事があるのだが、



一口だけ、とお猪口に一杯だけ、お酒も頂いてしまう。

もっともっとお話ししていたい気持ち一杯だが、そろそろ時間。



後ろから、しゃきしゃきっと釜前を守る姿を見ながら、
出された蕎麦には、今日は緑色した大根おろしがたっぷりと添えられて。



日の光のある場所で眺める蕎麦には、細かな蕎麦の欠片が埋め込まれ、
手繰り上げると、ふわ～っと深い穀物の香りが漂う。



口に含むと、もちもちとして弾力あるしっかりとした腰加減。
噛みしめていくに従い、じわ～っと穀物の何とも香ばしい風味いっぱいに広がる。



そのままで、まろやかで美味しい汁にちょっと浸し、
そして、たっぷりと大根おろしも混ぜ、と夢中で食べてしまう。

食べるタイミングをみて出された、まろやかな蕎麦湯もたっぷりと頂き、
すっかり今日も又、満足なお昼ご飯に。

なかなかゆっくりとお話する事もなかったけど、
あったか～な女将さんとお話するのも楽しく、
たまには一人で、さくっと来るのもいいなあ、と思ってしまう。

ご馳走さまでした～

今度は、温蕎麦を作ってもらおうかしらん♪

＊もりそば単品　600円　これ↑は1，000円で
「もりそば」のみでも可能だが、朝に電話一本して下さい、との事です

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