と、向かう前にお昼を頂こうと、前に行って結構気に入った[「やざき」さんへ
オープンして間もなく訪れたきりだったけど、そろそろ半年。
相変わらず、取り立てた飾り立てのない町の蕎麦屋風の佇まい。
と、入口へと近づくと…
おっ♪、
こちらも早くも「新そば」の文字
分倍河原 「手打ち蕎麦 やざき」
連休最後の昼ちょっと過ぎ。
扉を開いて入った店内は…、前回お客さんがいなかったのだが、今日はお客さんが何人も寛ぐ、なかなかの賑わい
近くで働いているのであろう、肉体労働の職人さんや、ご家族連れ。
それにのんびり一人でビールで楽しんでいる客さんなどが何人か。
店内の様子もほとんど変わらない、まるで食堂のようなお洒落けなど全くない空間だが、近所ならではの気安い空気は肩肘はらずにほっとするよう。
にこにことした花番のおばちゃんに、
「お好きなところにどうぞ~」
と通され、偶然にも前回と同じ、テレビの近くの席に腰を下ろす。
出された冷たいそば茶を頂きながら、さてさてお品書き。
まずは、表にも置かれていた「ランチメニュー」。
う~ん、相変わらずこの手ごろなお値段はうれしいなぁ
さらに通常のお蕎麦の品書きを開くと、以前よりもちょっとメニューも増えたよう
と、めくっていると、お隣のお客さんのところに届いた暖かいお蕎麦が美味しそう。
前回は、冷たいお蕎麦だったので、今日は暖かいお蕎麦を頼んでみようかな、と改めて品書きを眺めつつ…
ランチの「炊き込みご飯セット」は、「たぬき」「からみ」「ごま汁」から選べるようで、
単品でもたぬき蕎麦は、680円。
20円しか違わなくて「炊き込みご飯」がつくのなら、これを食べてみようかな、と「炊き込みご飯セット」に決め…
彼は、「かつ丼セット」をお願いする事に。
しばしして、目の前に出された「炊き込みご飯セット」の、ご飯の多さにびっくり
その横には、これもきちんと一人前の「たぬき蕎麦」が置かれてる。
ふわ~っと磯の風味漂う、「たぬき蕎麦」。
見るからに揚げたてのようなサクサクの揚げ玉に、半分には岩海苔まで盛られてる。
「たぬき」と「花巻」の両方が味わえるようで、これはうれしい。
まずはそっと蓮華ですくい汁を頂くと、鰹の風味しっかり漂う、まろやかで優しい汁。
その下に横たわる蕎麦が、美しい。
この蕎麦を手繰り口に含むと、暖かい汁の中でも腰があり、もちもちとした歯ごたえ。
もりそばよりも、やや太めに切られているのもうれしく、暖められた事でふわっと蕎麦の風味が立つ。
この「かけそば」これは美味しい
揚げ玉は、思った通りさっくさくでとても軽やか。
初めはさくさくっとしたところを楽しみ、次第に汁に浸りふやけていくのも又楽しい。
これは、ぜひ、こちらの「玉子とじ」や、「山かけ」も食べたくなってしまう。
と、すっかりお汁まで頂いてしまい…、このたっぷりの「炊き込みご飯」をも。
値段から考えて、まさかこんなにたっぷりと出てくると思わず、食べきれないかも…
と思ったご飯だが、鳥肉にごぼう、ニンジンと具だくさんの炊き込みご飯は思ったよりふんわり。
お腹いっぱ~い…、と思いつつも、結局完食~♪
一方、彼の「かつ丼セット」も、ボリュームたっぷり。
もりそばもきちんと一人前盛られ、途中で交換して食べてみる「もりそば」、
これが、美味しい
もちもち感のあるしっかりとした腰があり、香りはまだ穏やかではあるが、噛みしめるとじわじわと広がる蕎麦の風味。
どこか男気あるきりりとした感覚があり、以前食べた時よりもさらに向上しているよう。
「布恒」さん、「さらしな総本店」で修業してきたご主人。
お店の風体から想像できないような…(^^;、この蕎麦は、本当に美味しい。
…と、横の「カツ丼」もこれも、見るからにたっぷり。
揚げ置きではない、熱々で衣がさくっとし、豚肉も美味しい、と彼も満足そう。
しかも、出された蕎麦湯もしっかりと白濁した熱々のもの。
もう二人して、お腹いっぱいの満足なお昼ご飯に、ほお~っとしていると…
横のテーブルの蕎麦前を楽しんでいる常連さんたちが、
「ここの蕎麦は、うまいよ」
「そうそう、こういっちゃなんだが、親父の時の蕎麦とは大違いだし、なあ」
「俺なんて、わざわざここまで来ちゃうのよ」
としきりにお蕎麦を褒めている。(ご主人は二代目?)
すっかりご主人のお蕎麦が定着してるんだなぁ、
と、私も心の中で、「うんうん」とうなずきながら、お勘定を…。
「ありがとうございました~」
忙しそうにしながらも、きちんと声をかけて下さるご主人に、感じのいいおばちゃん。
又、来たいね、と話しながらお店を後に…。
ご馳走様でした~
今度は、ここで蕎麦前も…、私も楽しみに来ようかな♪
*お品がき
もり、かけ 630円、冷やしたぬき、ごま汁、からみ 680円、おろし 780円、すずしろ 800円、冷やしすだち、とろろ、じゃこおろし 850円、鳥汁そば 850円、花巻、たぬき 680円、玉子とじ、かき玉 730円、山かけ、力、鳥南蛮 850円、カレー南蛮 900円、深川そば 1,050円
蕎麦屋のカレーライス 680円、親子丼、焼き鳥丼 800円、天丼 1,150円、ごはん(味噌汁漬物つき)、ミニカレーどん、炊き込みご飯 200円、ミニ天丼 420円、半カレーライス 500円
冷奴 250円、そばみそ、つけもの 300円、ささみとみょうがの梅あえ 350円、なすみそ田楽 400円、鳥わさ、空豆 550円、板わさ、あさりぬた、抜きおろし 600円、豚生姜焼き 680円、ねぎ豚、鳥くわ焼 800円など多し、天種各種あり
富久娘、杉錦、沢乃井、獺祭、500~750円
「手打ち蕎麦 やざき」
府中市美好町2-49‐3
042-362-3540
11:00~14:30 / 17:00~22:00
月曜定休
専用P3台
2009年 6月21日 「鳥汁そば」
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ほんとですね♪
でも、あまり外見も変わっていないような…(^^;
中も、多分以前とあまり変わっていないのかもしれないです。
でも!
きっと、蕎麦は全く違うものだと確信。
あのお蕎麦をこんなお値段で頂けるなんて、とてもうれしいお店です。
コメントありがとうございました♪
又、ぜひ、よろしくお願い致します(^^)
(な、なぜっっ???)
ちなみに…
お洒落、ではないですよ(^^;
洒落て、もないと…(^^;;
でも、
ラーメンもチャーハンはありません!(キッパリ(笑))
その変わり、カレーならありま~す♪
よろしくおねがいします。
メニューはすっかり変わってしまいましたね。
ラーメンやチャーハンは残っていましたか(笑)?。
横浜…
私もそろそろ行きたいな~
先代も安心でしょうね
しかし、なんにつけても
汁蕎麦が食べたくなるビジュアルですな
今晩は横浜でご飯なので美味しいお蕎麦が
食べたいかもだ
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