駅近くのバス通り沿いに、さりげなく下ろされた生成りの暖簾の、小さなお店。
考えてみたら、随分ご無沙汰してたなぁ~・・・
武蔵関 「手打ちそば にはち」
テーブル席が4席ほど並ぶ中、今日も一番奥のテーブル席に腰を下ろす。
ぎらぎらするお日様の下から、やっと逃れた・・・と、ほっとしながら、壁に下げられた小鉢の品書きを見たら、これがとっても美味しそう。
これから用事もあるのだが・・・、
うれしいことに、「小瓶」のメニューがあったので、ちょっとだけ(^^;
水分補給~と、恵比寿の小瓶で小さく、ぷはっ 。
そして・・・、下げられた小鉢の品書きをじっくり見つめる。
「焼きなすの胡麻和え」、「鴨ささみと三つ葉の胡麻酢和え」、「たたみいわし」。
やや迷ったが、鴨ささみというのは、珍しいなぁ、と、これをお願いする事に。
程なく出された小鉢は、鴨ささみ肉が細かく裂かれ、三つ葉とさっくりと和えられたもの。
程よい加減の胡麻酢の味付けに、鳥ささみとは又違う、味のしっかりとした鴨のささみが美味しい。身のしまったささみで、かみ締めると鴨の味わいがじんわり。それにしゃきしゃきと合わさる三つ葉がいいバランス。
これはいいな~
と、ほんのつかの間を楽しみ、お蕎麦を頂こうと品書きを手にすると・・・
お、いつの間にか「うどん」のメニューまで。
「上州地粉使用」と書かれた品書きを見つつ、ちょっと気にはなったのだが、
やっぱりお蕎麦が頂きたい。
と、前回食べて気に入ってしまった、「つけとろ」をお願いする。
程なくして出された蕎麦は、角の立った、切り幅にもムラのない丹精な細切り。
そのまま手繰り寄せると、ふわりと香る香ばしい穀物の香り。
口に含むとしなやかな腰ののど越しの爽やかな蕎麦。
噛み締めると、風味はあまり強くはないものの、それでも噛み締めて行くと、じんわりと甘みを感じてくる。
そして、たっぷりとよそられたとろろ汁。
一見、とろろが見えないが・・・、箸を入れ掬ってみるととろっとろで滑らかなとろろがたっぷり 。
これを蕎麦に絡め頂くと、これが美味しい。
予めもり汁と滑らかに混ぜられたとろろは、とろんっと蕎麦に絡まり、するすると入っていってしまう。
暑い夏にも、これだったらぺろ~り。
最後には、やさしく白濁したさらりとした蕎麦湯を注ぎいれ、これもたっぷりと頂くと、お腹もいっぱい
丁寧でにこやかな、初々しさを残した奥さんの対応も気持ちよく、ここもいいお店だな~と思わせる。
さてさて、又猛暑の中へ・・・、と覚悟を決め、
ご馳走さまでした~
*お品書き
さらしな 830円、もり 880円、田舎 930円、天もり 1,680円
つけとろ 1,080円、おろし 1,100円、胡麻汁 1,100円、鴨汁 1,200円
玉子とじ 1,050円、山かけ 1,080円、天ぷら 1,680円、鴨南 1,600円
そばがき 900円、そば味噌 300円、蕎麦豆腐 450円、日替わり小鉢 350円
玉子焼き 780円、鴨焼き 1,100円、車えびと野菜の天ぷら 800円
ビール(小) 450円、(中)550円、景虎、豊盃、竹鶴、眠龍、松の井 (600円~)
「手打ちそば にはち」
練馬区石神井台7-9-6
03-3920-2815
11:30-14:30 17:00-21:30(L.O)
火曜、第三月休
禁煙
これまでの訪問
吉祥寺と、大泉学園を結ぶバスどおり沿なので、すぐ分かるかと思います。
小さな小鉢や、お酒もいくつかあるので・・・
蕎麦前からも、しっとりと楽しめるお店です。
私も又伺いたいと思いながら、なかなか伺えず・・・。
立石の町散策と会わせて又行きたいです。
こちらも、ぜひ♪
ほのぼのとしていて、蕎麦もしっかりとしています。
ぜひ(^^)
早速日曜日にでもポタリングでいってみます
さっき、立石の「玄庵」さんに行って来ました。
「にはち」さんも行かなくちゃ☆
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